安田現象「何としてでも、長編を完成させたいです」
安田現象さんのコメント
『メイクアガール』で監督を務める安田現象です。
初の長編となる本作を作るために、約2年前からスタジオを立ち上げて、少数精鋭のメンバーとともに作り方から考えつつ映像を制作してきました。映像部分の完成はもちろん、映像の更なるクオリティアップ、そして劇場版に相応しい音響制作にもこだわって、自分にとって悔いのない作品で皆さんにお届けしたいと思っています。
ー『メイクアガール』を完成させて劇場で公開したいー
本作のベースとなった『メイクラブ』は、もともとライトノベルとして考案した物語をたった1人で短編アニメーションとして制作しました。その後もMVやショートアニメを1人で作っていくうちに、プロデューサーの川瀬と出会いスタジオを共同で開設、立ち上げたばかりのスタジオに、新人からベテランまで、アニメーターやモデラーのメンバーたちが少しずつ集まってくれました。この少数精鋭のスタジオメンバーのアイデアから新しい表現が生まれるなど、試行錯誤しながら確実に制作は前に進んでいます。
そして前回のクラウドファンディングを通じて、支援・応援をしてくれるたくさんの方と出会うことができました。『メイクアガール』を完成させることで、この長編作品が劇場でより多くの人に自分の物語を伝えたい。
安田からのお願いです。何としてでも、長編を完成させたいです。
ご支援よろしくお願いします。
安田現象クラウドファンディングのページから
プロデューサー・川瀬好一さんのコメント
安田現象スタジオでプロデューサーを務める川瀬です。
多くの皆様の温かいご支援により、新メンバー採用をしたり、不足していた機材が導入できたり、お世辞にも働きやすいとは言えなかった狭くて息苦しいスタジオを、少しだけ広いスペースへと移転することもできました。環境改善によりスタジオメンバーのモチベーションも大きくアップし、映像制作の進捗は75%超まで伸長しています。
より良い作品にしたいという想いから、脚本は稿を重ねなんと30稿に到達(汗)。監督のこだわりを作品に落とし込みながらも、制作では多少の遅れが生じています。それでも休日出勤や残業で取り戻すのではなく、監督自ら新しいワークフローを作って効率化を図り、そしてスタジオメンバーの目覚ましい成長も相俟って、たった8名で制作しているとは思えないカットも次々と上がっています。
映像制作は佳境に入りましたが、音響制作も年内にスタートします。映像は完成だけでなく更にブラッシュアップを、そして音響については劇場上映に耐えうるクオリティを満たすことで、少しでも作品が拡がる可能性を高めたいと考えています。そこで、非常に心苦しいのですが2回目のクラウドファンディングを実施させていただくことになりました。
今一度皆さんのお力をお借りできればと思っています。監督・スタジオメンバーは妥協することなく制作しており、本作の劇場上映についての新しい発表もできるよう、各所の調整も進めていますのでご期待ください。
改めてのご支援、どうかよろしくお願いいたします!
川瀬好一クラウドファンディングのページから
SNS総フォロワー数560万人超えのアニメ作家・安田現象
安田現象さんは、Blenderを使った3DCGアニメで知られるアニメーション作家/監督。「教育ロボ(される方)」「呪いの人形」シリーズをはじめとしたショートアニメをすべて1人で制作しており、TikTokやYouTube Shortsなどで公開しているショートアニメが大きな反響を呼んだ。
MVの制作を担当したずっと真夜中でいいのに。の楽曲「正しくなれない」は、約4800万再生を突破している。
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