新エリア「フォンテーヌ」を全身で感じられる展示
さらに進んでいくと、今回の目玉である「フォンテーヌ」の展示エリアに。文化や芸術・科学技術が発達している「フォンテーヌ」が、どんな雰囲気の国なのかを描いたコンセプトアートが設置されています。 加えて、新たに追加された武器のレプリカ、新要素である水中エリアのデモムービー、BGMの視聴コーナーなど、360度全方向から「フォンテーヌ」を体感できるように設計されています。
特に水中エリアの展示空間では、単に展示物を配置するだけではなく、照明の明るさを調節したり、天井から青い布を吊るすことで、より水中らしさを演出。取材班の1人も「ここだけ他のところより体感温度が低く感じる」と興奮していました。
アーティストとコラボした『原神』アートも
今回の展覧会には、「創作空間」と題された、伝統工芸品やアーティストとのコラボ作品の展示エリアも存在。なんと、今回の展覧会のためにアーティストとコラボしアートと『原神』が融合した作品を制作したそうで、普段とは違った角度で『原神』を楽しめます。 また、同じエリアには、新聞記者のキャラクター・シャルロットが制作したフォトブックも展示。
キャラクターたちのオフショットが描かれたイラストと共にシャルロットの手記が記されていて、取材班も「シャルロットが丸文字を書くの、解釈一致だ~!」と大いに楽しみました。
『原神』世界をいつもと違った形で楽しめた展覧会
今回、日本で初めて開催された『原神』の展覧会。新たな国「フォンテーヌ」を中心としながら、適度にそれ以外の国に登場するキャラクターたちのイラストなども展示されていたため、どの国のキャラクターのファンでも楽しめるようになっていました。
また、ゲーム中では遭遇するとすぐに倒してしまうような敵たちについても、改めてそのバックボーンや造形がわかり、『原神』をよくプレイしている人間でも、新鮮な楽しみを味わえたと思います。 そもそも、世界中を自由に旅するというオープンワールドゲームの性質上、『原神』は世界観やロケーションの造形にかなり力の入ったタイトルです。
今回の展覧会では、空間の設計やアーティストとのコラボなど、様々な形でその世界観を楽しませてくれました。筆者個人の感想としては、「これが世界を股にかけるゲームか」と感じる力の入りようでした。
なお、「テイワットでの果てなき冒険の旅・フォンテーヌ編」は事前の抽選制であるため、今から新たにチケットを入手することはできません。
それでも次の機会があったら、『原神』を知っている人もそうでない人も、是非行ってみてほしいです。
【写真26枚】ゲーム『原神』日本初の展覧会レポート ©COGNOSPHERE
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