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対象作品の1巻がすべて99円と破格になっており、気になる作品を読みはじめるのにピッタリのセールです。
この記事では対象作品のなかから、オススメの8作品をピックアップしているので、購入の参考にどうぞ!
非日常の共同生活のなかで、「こんな時だからこそ、恋がしたい!」と色めき立つ男女。淡い恋心、そして薄暗い感情も芽生えはじめて……一体誰が生き残るのか?
生存者は最初8人いるのですが、タイトルは『生き残った6人によると』。文字通り、生き残った6人による後日談が語られるラストになるのか、まったく別なのか。この疑問が常に頭にちらつくタイトルが上手い。
とある町に引っ越してきた高校生が自分だけに見える奇妙な影を追って、妹やその友人と町の調査を開始。そのなかで異常現象・グリッチに遭遇するという作品です。
舞台となる町の不思議な存在、見え隠れする奇妙な影、そしてグリッチの謎。怪奇的なジュブナイルものとして楽しめます。
少しホラーでポップな復讐劇が描かれており、2人の息のあったコンビっぷりや軽快なやり取りが笑いを誘います。
スマートで誠実な文治に憧れも含めた恋心を抱く姫子は、彼をただ見ているだけでも精一杯といった様子で可愛らしい。そんな彼女を極力子ども扱いせず、1人の人間として接する文治もめちゃくちゃ格好良い。
しかし時は大正5年。世界中を巻き込む戦火の足音が少しずつ近づいてくる時代であるのが気にかかります……。
彼女が日本を旅した当時は横浜や東京の一部しか自由に移動できず、その範囲外は外国人にとってまさに未踏。現代では考えられないほど劣悪な環境に生きる人や、慣習に縛られている人もいました。
そんな地を通訳で切れ者の青年と旅して回った記録が、生き生きとした描写が漫画化されています。
旅といっても人間の言語は通じません。魔界の共通言語もない。コミュニケーションに悪戦苦闘する青年を見ながら、本当にフィールドワークしている気分になります。
自分の意思を伝えられない、相手が考えていることもわからない。そんな状況では自分の常識に逃げたくなるものですが、わかり合うためにこそ耐えなければなりません。その難しさと尊さを教えてくれる漫画になっています。
噛み癖があったり、吠えることを止めなかったり。いわゆる躾が上手くいかない飼い犬を前に、どうすれば良いのかと途方に暮れる飼い主の心情や、良い関係を築けた時の喜びがしっかりと描かれています。
この秋からNHK Eテレで放送開始となるアニメも楽しみ!
素直になれない太田君と、たま〜に笑顔になってキュン死させてくる柏田さんがかわいい。中学生らしい初々しさとドタバタな学園生活。ラブコメのド定番ですね。
奇しくも本日7月7日(金)に最終巻が発売されました。気になったら一気読みしてどうぞ!
対象作品の1巻がすべて99円と破格になっており、気になる作品を読みはじめるのにピッタリのセールです。
この記事では対象作品のなかから、オススメの8作品をピックアップしているので、購入の参考にどうぞ!
目次
『生き残った6人によると』
謎のウイルスによって、ゾンビだらけになった千葉県のショッピングモールに立てこもる男女のサバイバルラブコメです。非日常の共同生活のなかで、「こんな時だからこそ、恋がしたい!」と色めき立つ男女。淡い恋心、そして薄暗い感情も芽生えはじめて……一体誰が生き残るのか?
生存者は最初8人いるのですが、タイトルは『生き残った6人によると』。文字通り、生き残った6人による後日談が語られるラストになるのか、まったく別なのか。この疑問が常に頭にちらつくタイトルが上手い。
『GLITCH - グリッチ -』
独特のタッチと色使いが光る気鋭の漫画家、シマ・シンヤさんによる『GLITCH - グリッチ -』。とある町に引っ越してきた高校生が自分だけに見える奇妙な影を追って、妹やその友人と町の調査を開始。そのなかで異常現象・グリッチに遭遇するという作品です。
舞台となる町の不思議な存在、見え隠れする奇妙な影、そしてグリッチの謎。怪奇的なジュブナイルものとして楽しめます。
『ゴゴゴゴーゴーゴースト』
社内不倫がばれて人生どん底の傷心OLと、その守護霊として現れたゴーストによる復讐コメディ『ゴゴゴゴーゴーゴースト』。少しホラーでポップな復讐劇が描かれており、2人の息のあったコンビっぷりや軽快なやり取りが笑いを誘います。
『煙と蜜』
良家のお嬢様である12歳の少女・姫子と、30歳にして陸軍少佐となった文治。許婚として結ばれる予定の2人の日々を描いた作品が『煙と蜜』です。スマートで誠実な文治に憧れも含めた恋心を抱く姫子は、彼をただ見ているだけでも精一杯といった様子で可愛らしい。そんな彼女を極力子ども扱いせず、1人の人間として接する文治もめちゃくちゃ格好良い。
しかし時は大正5年。世界中を巻き込む戦火の足音が少しずつ近づいてくる時代であるのが気にかかります……。
『ふしぎの国のバード』
1854年から世界中を旅して多数の著書を刊行したイギリスの旅行家、イザベラ・バードさんの日本紀行をもとにした作品です。彼女が日本を旅した当時は横浜や東京の一部しか自由に移動できず、その範囲外は外国人にとってまさに未踏。現代では考えられないほど劣悪な環境に生きる人や、慣習に縛られている人もいました。
そんな地を通訳で切れ者の青年と旅して回った記録が、生き生きとした描写が漫画化されています。
『ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~』
人間の言語学者の青年が、ワーウルフやスライムといった魔物が住む魔界を旅するコメディです。旅といっても人間の言語は通じません。魔界の共通言語もない。コミュニケーションに悪戦苦闘する青年を見ながら、本当にフィールドワークしている気分になります。
自分の意思を伝えられない、相手が考えていることもわからない。そんな状況では自分の常識に逃げたくなるものですが、わかり合うためにこそ耐えなければなりません。その難しさと尊さを教えてくれる漫画になっています。
『DOG SIGNAL』
歴史的に見ても人間と長年連れ添ってきた“犬”。両者の絆を繋ぐドッグトレーナーを描いた作品です。噛み癖があったり、吠えることを止めなかったり。いわゆる躾が上手くいかない飼い犬を前に、どうすれば良いのかと途方に暮れる飼い主の心情や、良い関係を築けた時の喜びがしっかりと描かれています。
この秋からNHK Eテレで放送開始となるアニメも楽しみ!
『顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君』
好きな子にイタズラとかしちゃうお年頃の中学生・太田君と、何をされてもまったく感情が顔に出ない同級生・柏田さんのラブコメディです。素直になれない太田君と、たま〜に笑顔になってキュン死させてくる柏田さんがかわいい。中学生らしい初々しさとドタバタな学園生活。ラブコメのド定番ですね。
奇しくも本日7月7日(金)に最終巻が発売されました。気になったら一気読みしてどうぞ!
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