堤幸彦のAIデスゲーム映画『SINGULA』 ボカロP「r-906」が主題歌に抜擢

堤幸彦のAIデスゲーム映画『SINGULA』 ボカロP「r-906」が主題歌に抜擢
堤幸彦のAIデスゲーム映画『SINGULA』 ボカロP「r-906」が主題歌に抜擢

堤幸彦監督の新作映画『SINGULA』

TVドラマ「TRICK」「SPEC」シリーズや映画『20世紀少年』などを手がけてきた堤幸彦さんの新作映画『SINGULA(シンギュラ)』が発表された。

同時に主題歌も発表。ボカロP・r-906さんによる初音ミクの楽曲「イフ」に決定した。

映画の主題歌を担当するボカロP・r-906

r-906さんは、「三日月ステップ」や「パノプティコン」などの曲を代表曲に持つボカロP。

2022年に開催されたボカロの祭典「TheVOCALOID Collection 2022 spring」では、楽曲「まにまに」で1位を獲得。そのほか、初音ミクの公式チャンネル「39ch」オリジナル楽曲を手がけるなど、ボカロPとして精力的に活動している。

また、生放送番組「ボカコレステーション 2023 Spring」ではオープニングDJを務めるなど、その活動の幅は広い。

今回の主題歌「イフ」はr-906さんによる書き下ろし楽曲。初音ミクの楽曲が映画化した例は数例あるものの、楽曲が映画の主題歌になるのは珍しい。

r-906さんのコメント
『SINGULA』という作品の主題歌を担当させていただけたことは夢だったのではないかと、今でも思ってしまいます。本当に私でよいのか、他に適任がいるのではないかと、毎日の様に苦悩し自問しましたが、堤監督の期待に応えるべく、そして「うちのミクを世界の映画祭に連れて行く」というどうしようもない私のエゴを突き通すべく、お引き受けするに至りました。撮影現場や制作途中の映像を見せていただき、私なりに『SINGULA』を解釈し、愛を込めて『イフ』という楽曲を創らせていただきました。本編の映像と合わせて、楽しんでいただけると嬉しいです。

AI同士のディベートバトル『SINGULA』

堤幸彦の新作映画『SINGULA』は、2019年2月に舞台として上演されたAI達による討論劇の映画化作品となる。

登場するのは15人のAIキャラクターで、“規則を守らなければ即シャットダウン”という状況の中で、感情を持たないAIたちがディベートを繰り広げるバトルロイヤルとなっている。

主演・出演は、2.5次元ミュージカルなどで活躍する俳優・spiさん。映画は全編英語、1人で15体15役のAIキャラクターを演じ分ける。
映画『SINGULA』の予告編 15体のAIによる討論劇
また、17日からは、応援購入ができるサービス・Makuakeでクラウドファンディングがスタート。

返礼品として、堤幸彦監督や主演・spiさんと本作を鑑賞できる権利や、サイン入り台本、ニコニコ生放送での先行試写会に参加できる権利などが用意されている。
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