PCメーカー・マウスコンピューターが展開するクリエイター向けPCブランド「DAIV(ダイブ)」より、デスクトップPCの新モデルが2023年1月に登場しました!
新筐体のコンセプトは、機能性とスタイリッシュさの両立。最新のCPU・GPUを搭載するためにケースを大型化し、冷却性能もさらにアップ。その上で、圧迫感を感じさせない曲面を用いたデザインに仕上がっています。
そんな「DAIV」のリニューアルを機にKAI-YOU.netでは、シーンの最前線で活躍するクリエイターたちによる連続レビュー企画を実施。
第2弾となる今回は、イラストにMV制作、果てはVJまでもこなすマルチクリエイター・野良いぬさんが登場です。 アーティスト・ナナヲアカリさんの楽曲「チューリングラブ」「ダダダダ天使」や音楽ユニット・FAKE TYPE.のMVなどの動画制作を担当した野良いぬさん。
新型「DAIV」の使用感から作業環境へのこだわり、愛してやまない”あるもの”についてまで、創作の秘訣をたっぷり聞きました。
取材・文:オグマフミヤ 編集:都築陵佑 写真:寺内暁
野良いぬも絶賛! クリエイターPC「DAIV」
野良いぬ 「なんでも屋さん犬」ですかね(笑)。自分にできることはなんでも頼んでほしい気持ちですし、求められたらなんにでも全力で向き合いたいと思っています。
VJも最初は言葉の意味もわからなかったのに、やれそうだからやっちゃったって感じなんです。
──イラストに動画と様々なジャンルに取り組まれていますが、表現方法が異なると意識も変わるのでしょうか?
野良いぬ イラストはとにかく自分の好きなものを好きなように描いてますが、動画はどれだけ視聴者に親切なものをつくれるかを意識しています。
細かいところにこだわるのも大事ですが、それよりはわかりやすく、観た人に「凄い」って思ってもらえるようなものをつくろうと思っていますね。
デカい文字ドンドンドン! エフェクトドンドンドン! 派手派手!みたいな(笑)。映像制作チーム・PPPとして野良いぬが制作したFAKE TYPE「FAKE LAND」MV
映像制作チーム・PPPとして野良いぬが制作した戌神ころね「Doggy god's street」MV
──ただ、それでも野良いぬさんの作品は、ポップなのにも関わらずシンプルになりすぎたり、トレンドを意識しすぎたりしておらず、確かな個性が感じられます。
野良いぬ 元々、ポップグロみたいな作風だったんですよね。OVA『ねこぢる草』のような、可愛いのにちょっと怖いというか、どうしても印象に残ってしまうようなものが好きだったので、そこから影響を受けている部分はあります。
ふとした瞬間にもう一度見たくなる、一度見たら忘れられないような作品をつくるにはどうすればいいかを考えて、ポップさの中にもちょっとしたエッセンスとして加えています。それが独特な感じに繋がっているのかもしれません。
今まで使っていたPCを買ったのがもう3年前くらいで、スペックもだいぶ物足りなくなっていたんですけど、「DAIV」に替えてみたらもうサクサクで驚きましたね。
After Effectsを立ち上げながらLive2Dを動かしたり、エフェクトをたくさん追加したプロジェクトで作業しても問題なかったです。レンダリングも止まらずスムーズにできました。
──レンダリングは、動画制作において最も時間のかかる工程のひとつだと思います。その点に関して、新型「DAIV」は前のPCと比べてどうでしたか?
野良いぬ もう見違えるほど早くなりました! 他の作業を同時にしていても遅くならないですし、エラーが出て止まるなんてこともありませんでした。
音もすごい静かで! 今までのPCは負荷のかかる作業をすると、「音出して頑張ってるアピールしてるのかな?」ってくらいにうるさかったんです。ヘッドホンで音楽を聴いていてもわかるくらいに。
でも「DAIV」は「もう余裕です」って感じでこなしてくれました。
──動画制作において、レンダリング中にエラーが出てしまい時間が無駄になってしまうこともよくあるトラブルだと思います。そうしたストレスもなかったようでなによりです。 野良いぬ 私は細々とレンダリングするタイプなんですよね。MVだったらいくつかのパートに分けてレンダリングしていったり、その上からまたエフェクトをかけたりもするんです。
そのレンダリング中に裏でやれることも増えたので、結果として全体の作業効率も上がりましたね。基本的にはお仕事の締め切りに追われている生活なんですけど個人制作もしたいので、その時間が増えたのは良かったです。
お仕事もより振られるようになって大変ではありますが(笑)。いろんな作品がつくれるのは嬉しいですね。
新筐体のコンセプトは、機能性とスタイリッシュさの両立。最新のCPU・GPUを搭載するためにケースを大型化し、冷却性能もさらにアップ。その上で、圧迫感を感じさせない曲面を用いたデザインに仕上がっています。
そんな「DAIV」のリニューアルを機にKAI-YOU.netでは、シーンの最前線で活躍するクリエイターたちによる連続レビュー企画を実施。
第2弾となる今回は、イラストにMV制作、果てはVJまでもこなすマルチクリエイター・野良いぬさんが登場です。 アーティスト・ナナヲアカリさんの楽曲「チューリングラブ」「ダダダダ天使」や音楽ユニット・FAKE TYPE.のMVなどの動画制作を担当した野良いぬさん。
新型「DAIV」の使用感から作業環境へのこだわり、愛してやまない”あるもの”についてまで、創作の秘訣をたっぷり聞きました。
取材・文:オグマフミヤ 編集:都築陵佑 写真:寺内暁
野良いぬも絶賛! クリエイターPC「DAIV」
目次
わかりやすいけど忘れられない 野良いぬ流「ポップ」の秘訣
──野良いぬさんは、イラストやMV制作のみならず、ナナヲアカリさんやFAKE TYPE.のライブでVJとしてステージに上がることもありますが、ご自身としてはどの肩書がしっくりくるのでしょうか?野良いぬ 「なんでも屋さん犬」ですかね(笑)。自分にできることはなんでも頼んでほしい気持ちですし、求められたらなんにでも全力で向き合いたいと思っています。
VJも最初は言葉の意味もわからなかったのに、やれそうだからやっちゃったって感じなんです。
──イラストに動画と様々なジャンルに取り組まれていますが、表現方法が異なると意識も変わるのでしょうか?
野良いぬ イラストはとにかく自分の好きなものを好きなように描いてますが、動画はどれだけ視聴者に親切なものをつくれるかを意識しています。
細かいところにこだわるのも大事ですが、それよりはわかりやすく、観た人に「凄い」って思ってもらえるようなものをつくろうと思っていますね。
デカい文字ドンドンドン! エフェクトドンドンドン! 派手派手!みたいな(笑)。
野良いぬ 元々、ポップグロみたいな作風だったんですよね。OVA『ねこぢる草』のような、可愛いのにちょっと怖いというか、どうしても印象に残ってしまうようなものが好きだったので、そこから影響を受けている部分はあります。
ふとした瞬間にもう一度見たくなる、一度見たら忘れられないような作品をつくるにはどうすればいいかを考えて、ポップさの中にもちょっとしたエッセンスとして加えています。それが独特な感じに繋がっているのかもしれません。
— 野良いぬ🐶@コミティア143 (@norainu03019) February 13, 2022
野良いぬも太鼓判 「DAIV」で作業が効率化
──野良いぬさんには、リニューアルした「DAIV」の最高級ランクをお試しいただきました。実際にどのような作業でご使用されましたか? 野良いぬ After Effectsを使っての動画編集とレンダリングに、Live2Dやイラスト制作も含めて、作業全般で使わせてもらいました。今まで使っていたPCを買ったのがもう3年前くらいで、スペックもだいぶ物足りなくなっていたんですけど、「DAIV」に替えてみたらもうサクサクで驚きましたね。
After Effectsを立ち上げながらLive2Dを動かしたり、エフェクトをたくさん追加したプロジェクトで作業しても問題なかったです。レンダリングも止まらずスムーズにできました。
──レンダリングは、動画制作において最も時間のかかる工程のひとつだと思います。その点に関して、新型「DAIV」は前のPCと比べてどうでしたか?
野良いぬ もう見違えるほど早くなりました! 他の作業を同時にしていても遅くならないですし、エラーが出て止まるなんてこともありませんでした。
音もすごい静かで! 今までのPCは負荷のかかる作業をすると、「音出して頑張ってるアピールしてるのかな?」ってくらいにうるさかったんです。ヘッドホンで音楽を聴いていてもわかるくらいに。
でも「DAIV」は「もう余裕です」って感じでこなしてくれました。
──動画制作において、レンダリング中にエラーが出てしまい時間が無駄になってしまうこともよくあるトラブルだと思います。そうしたストレスもなかったようでなによりです。 野良いぬ 私は細々とレンダリングするタイプなんですよね。MVだったらいくつかのパートに分けてレンダリングしていったり、その上からまたエフェクトをかけたりもするんです。
そのレンダリング中に裏でやれることも増えたので、結果として全体の作業効率も上がりましたね。基本的にはお仕事の締め切りに追われている生活なんですけど個人制作もしたいので、その時間が増えたのは良かったです。
お仕事もより振られるようになって大変ではありますが(笑)。いろんな作品がつくれるのは嬉しいですね。
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野良いぬ
マルチクリエイター
イラスト/映像制作/デザイン/VJなど幅広く活動。映像制作チーム・PPP、制作会社・ヤネウラスタジオに所属。"エッジフルにかわいい"をモットーとする"病み POP"な作風を得意とする。代表作は、TVアニメ『ハッピーシュガーライフ』OP映像や、ナナヲアカリ「チューリングラブ」「ダダダダ天使」MVなど。
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