『もえちゅ』テーマソングで作詞に初挑戦、リリースは…
──苦手だというトークを磨いてラジオを2年間、コスプレやグラビア、さらにはYouTubeでの配信をやりながらというのは、改めて伊織もえさんはバイタリティーのある方だなと思います。伊織もえ もともと体力には自信がある方なんです。風邪にもほとんどなったことないし。やろうと思えば朝から撮影の仕事に入って、昼にインタビューを受けて、夜からラジオの放送をして、深夜に家に帰ってきてYouTubeで配信できると思うんですよ。
体力に恵まれたからには、その私の強みを活かして、活動のスピード感を早くしようとは常に思っています。
──それはなぜですか?
伊織もえ 私の場合、純粋な芸歴が短いと思っているんです。コスプレはスタートから現在までも趣味としてやっているので、本格的にお仕事として自分の立場に向き合ったのはにグラビアのお仕事を始めた2018年からです。実は私の活動って呼べるものは、まだ4年しか経ってない。だからこそ、できること、やりたいことはどんどんやっていきたいんです。
──消費サイクルが早いといわれる今の時代を鑑みても、常に新しいことに挑戦するのは大事なんでしょうか?
伊織もえ 絶対にそうだと思います。定期的に新しい何かを始めることは、今の時代必要なんじゃないかって思います。 ──新しい挑戦といえば、『もえちゅ』の放送100回を記念して制作されたテーマソング「fluctuation(フラクチュエイション)」では作詞を担当されています。
伊織もえ 作曲が村山☆潤さんという多くのアーティストの作品に携わられてきた方だったのもあって、そこに合わせる言葉と言う意味でも、めちゃめちゃ悩みました。というか今も(リリースの方法含め)どうしようかと悩んでいます。いくらグラビアアイドルやコスプレイヤーとして知ってもらっていても、ただ曲を出すだけじゃ聞いてもらえないと思っているので。
いわゆる他ジャンルの人間が、音楽の世界に飛び込むという構図ですけど、「とりあえずちょっと出してみました」のように見られないためには、どうすればいいのかなって。
歌を歌う、曲を出すって、いわゆるアーティスト的な活動じゃないですか。そういう活動における伊織もえは、曲を発表した現時点でまだレベル1なんです。アーティストとしてきちんとレベル2に上がるために何が必要なのか、今考えている状態です。
コスプレ、グラビア、ラジオ、YouTubeと、それぞれの活動についてもレベルを設定して、自分はもちろん周囲からも認められる形でレベルを上げるために何をすべきか、明確にしながら続けてきました。だから音楽にしても、きちんとやるべきことを積み上げていきたいと思っています。
──中途半端には見られたくないということですね。伊織もえさんがきちんと納得した上でになるとは思いますが、「fluctuation」のリリースを楽しみしています。
伊織もえ逆インタビュー「恩田さんの自然な笑いは計算?」
伊織もえ 今日はありがとうございました!……いやぁ楽しいですね! やっぱり聞いてもらう側ってすごく楽しいし、良いですね。普段は私がゲストの方にインタビューするような形ですが、恩田さんが人に話を聞くときに大事にしていることって何ですか?
──編集やライターの方によって人それぞれだとは思いますが、やっぱり事前の準備ですね。その人のことを知るために過去のインタビューを読んだり、SNSを見たり。あとはインタビュー中の話の脱線を恐れないようにしています。
伊織もえ あ〜! 私もめっちゃ脱線しちゃんですよ。
──聞きたいポイントは押さえつつ、脱線した先の話が盛り上がるのであれば、それもありだと思います。
伊織もえ そうですよね。緊張をほぐしてからじゃないと脱線というか、その人自身の言葉も出てこないですもんね。リラックスしてもらうのは大事だ。 ──そういう意味では、インタビューする側が要所で笑顔を見せることも大切なのかなと。こちらが堅苦しい感じだと相手も緊張しちゃいますし、相手の話に対して的確に反応すると会話もスムーズになると思います。
伊織もえ え、恩田さんのあの自然な笑いは計画的に?
──ち、違います……本気です!
伊織もえ それも大事な計算ですもんね!
──大事な計算……いや、いえ……はい(笑)。
伊織もえ あははは!
──計画的な笑いではないですよ!
伊織もえ いい笑顔でした(笑)。 【画像】伊織もえさん、ラジオブースでの撮り下ろしカット
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2件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:6186)
伊織もえさんのラジオへの想い考えかたを知れて嬉しかったです。
普段の楽しいラジオ放送中の裏ではもの凄い真剣な気持ちと相手への敬意があったんですね。
今回のインタビュー。本当にありがとうございました。
CKS
編集長デレついてんじゃねーか!