静岡掛川市のTRPG・小説コンテスト「掛川百鬼紀行」 受賞作がイベントで頒布

静岡掛川市のTRPG・小説コンテスト「掛川百鬼紀行」 受賞作がイベントで頒布
静岡掛川市のTRPG・小説コンテスト「掛川百鬼紀行」 受賞作がイベントで頒布

「掛川百鬼夜行」フライヤー。イラストはこざかなさんによるもの/画像は掛川百鬼夜行公式Twitterから

10月30日(日)に静岡県掛川市で行われるイベント「掛川百鬼夜行」に先駆け開催された、怪異物語創作コンテスト「掛川百鬼紀行」の受賞作品が16日に発表された。

受賞作は冊子に掲載され、イベント「掛川百鬼夜行」当日に有償で頒布される(後日Web通販でも頒布予定)。

175作品の応募があった「掛川百鬼紀行」

応募総数は小説部門、TRPG部門合わせて計175作品にも及び、国外からも応募があったという「掛川百鬼紀行」。

小説は2000字から12000字程度の短編小説、TRPG部門はプレイ時間が1~3時間程度のエモクロアTRPGまたはKutuluのシナリオで募集された。

全部門より1名が選出される大賞に選ばれたのは、エモクロアTRPGのシナリオ「令和掛川百鬼夜行奇譚 尾白狐復活の巻」。 シナリオライターとして活躍するつきのわむくさんの作品で、現在はBooth上で無償頒布されている。

つきのわむくさんは個人サークル「つきめぐり」で「爛爛」「あトの祀リ」などのシナリオを発表しており、多くのTRPGプレイヤーから支持を得ている。

小説部門など各賞の受賞作品

小説部門より1名が選出された小川賞は、同じくTRPGシナリオライターの七篠Kさんの作品「再怪」が受賞した。

七篠Kさんは「カノヨ街」などのシナリオを手掛けるほか、CoC非公式Webアンソロジー企画「ゼウ住まう植物宴」「ムーサ異装展覧界開催」の主催を務めるなど、その活躍は多岐に及ぶ。 上記の賞の他にも、高木賞(小説部門より1名選出)、掛川ゲーム部賞(TRPG部門より1名選出)も発表され、それぞれアベルさん、はちななろくさんが受賞した。

そのほか、奨励賞も多数選出されている。詳細は公式サイトまで(外部リンク)。

想定をはるかに上回る多数のご応募をいただきました。いずれも素敵な作品ばかりで、選考は大変難航いたしました。

掛川市外、静岡県外、日本国外からもご応募をいただきました。
なかには、これまで掛川市を知らなかったにもかかわらず丁寧に調査いただいたり、現地を下見して執筆してくださった方も多数いらっしゃいました。掛川に関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました! 発表ページより

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