連載 | #11 『League of Legends』世界大会「Worlds 2022」特集

「勝てるとわかった上で負けた」LoL世界大会、日本DFMのEvi選手インタビュー

何回行っても「Worlds」は難しい舞台

──プレイインステージを振り返っていかがでしょうか? Evi選手は初日のインタビューで体調不良などについて言及されていました。

Evi選手 本当に“初日勝っていれば”というたらればがあると思うんです。その後は環境や体調についても改善されていきましたし。でも例えば僕らが、Evil Geniuses(EG)に勝ったのも、EGからすれば「あの一戦負けてなかったら……」と思うわけです。

それって本当に負けてからじゃないとわからないことなので、もう言ってもしょうがないことなのかなと思います。

今終わってみて振り返ると、どんどんと調子が上がって、最終的には僕ら本来の実力をちゃんと出せるぐらいになった、最初から出せていれば……と言えるかもしれません。

でも、YaharongとHarpにとっても初めての「Worlds」というのもあるし、僕やYutapon、Stealにとっても、何回行っても「Worlds」は難しい舞台です

「ああしていれば……」というのはあるんですけど、それを全部含めて、僕たちは「Worlds」のプレイインステージをやりきったのかなと思いますね。

大変じゃないシーズンは一度たりともない

──それでは1年を振り返るといかがでしょうか? 先ほど触れたMSIもありましたし、国内「LJL」でもSengoku Gamingの台頭などがありました。

Evi選手 1年ですか……。「今年も1年大変だったな」ですね。大変じゃないシーズンは一度たりともないです。

でも、本当に一歩ずつだと思いますけど、進んではいる。RNGに勝ったというのは、今までの「惜しかったね、あと少しだった」というのとは違う。

本当に勝ち切るところまできたという意味では、間違いなく成長している。なので、大変でしたけど悪くない1年だったとも思います。

──ありがとうございます。それでは最後に、日本から応援していたファンに一言お願いします。

Evi選手 残念ながら、グループステージに行くことは叶いませんでした。

けど、みなさんの応援は僕らに届いていて、本当に力になって、すごく救われてます。助かってます。応援してくれて本当にありがとうございました!

「Worlds」期間中のインタビュー

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『League of Legends』世界大会「Worlds 2022」特集

2022年9月29日から11月5日(現地時間)まで北米で開催中の“LoL”こと『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』の世界大会「Worlds 2022」。 メキシコシティからサンフランシスコまで、メキシコとアメリカの4つの都市で大会の各ステージが開催。世界から全24チームが一堂に会し、世界チャンピオンの座を賭けて争う。 日本から出場中のプロゲーミングチーム・DetonatioN FocusMe(DFM)を中心に熱戦の模様をお届け。

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