連載 | #8 『League of Legends』世界大会「Worlds 2022」特集

『LoL』世界大会2勝目の日本代表DFM 勝利の鍵握ったYutapon選手インタビュー

普段通りのプレイを普段通りやる

──これまで2勝を挙げていますが、どちらも中盤で相手に隙をつかれて有利な流れが止まってしまう場面がありました。チームとしてどの辺りが課題だと考えられていますか?

Yutapon選手 これはよく話しているのですが、「LJL」での試合のような普段通りのプレイを普段通りやるというのができていません

急ぎすぎたり、逆に落ち着いてやろうとしすぎたり、結構ちぐはぐな部分があって、やるべきことをやるべきタイミングでできていない感じがします。そこの判断を改善していければなと考えています。

──ご自身のパフォーマンスについてはいかがでしょうか? Chiefs Esports Club戦のスキルドッジ(スキル回避)もそうですが、Beyond Gaming戦もYutapon選手のプレイが勝利を引き寄せる鍵になったように思います。

Yutapon選手 ありがとうございます。やっぱり局所的なファイトとかでの集中力は発揮できているように感じます。

ただ試合全体については、やっぱり長引くにつれて、その集中力をちゃんと保てていないのかなっていう場面が結構多々見られて、まだまだ改善の余地があるかなっていう感じはしますね。 ──Evi選手は高山病にかかってしまったとお話されていました。Yutapon選手は体調面ではいかがですか?

Yutapon選手 正直、僕も高山病に関してはひどいですね……。

大会の試合とチームの練習試合以外、ほとんど『LoL』に触らず1日中寝たきりという感じです。

──そうだったんですね。大会の始まる前に「Champions Queue」でのプレイが堅調な様子が配信にも映っていたので意外でした。

Yutapon選手 そうなんです。豪華なメンツでやれる試合ですし、日本のみなさんも楽しみにしている方が多いと思うので、全然参加できていないのは申し訳ないと思います。

ただ、今は「Worlds」に向けてプレイの質を上げて良い試合を見せられたらなと思いますね。

──明日の北米Evil Geniuses戦でタイブレークにならなければ、プレイインステージは最後となります。最後に、そちらに向けて抱負をお願いします。

Yutapon選手 初日、2日目、3日目のように順調にパフォーマンスを上げていけたら十分に勝てる相手だと思うので、Evil Geniuses戦に向けて調子を仕上げていきたいと思います。
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『League of Legends』世界大会「Worlds 2022」特集

2022年9月29日から11月5日(現地時間)まで北米で開催中の“LoL”こと『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』の世界大会「Worlds 2022」。 メキシコシティからサンフランシスコまで、メキシコとアメリカの4つの都市で大会の各ステージが開催。世界から全24チームが一堂に会し、世界チャンピオンの座を賭けて争う。 日本から出場中のプロゲーミングチーム・DetonatioN FocusMe(DFM)を中心に熱戦の模様をお届け。

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匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:6092)

プロゲーマーも高山トレーニングが必要な時代か