同作は単行本の発売と同時期に連載再開となることが近年の慣例になりつつあるため、今回も同様の流れになるのか注目される。
2018年から休載が続く『HUNTER×HUNTER』
2018年11月から現在まで休載が続いている『HUNTER×HUNTER』。約4年、過去最長の長期休載になっている中、この5月に突如、冨樫義博さんのTwitterアカウントが開設されて連載再開に向けたとみられる進捗報告(?)がスタート。
当初、ファンからは「冨樫義博さんがTwitterで投稿するなんて面倒なことをやるはずがない」など偽物だと思われていたが、事態は急展開。
『アイシールド21』『ワンパンマン』などの作画を担当する漫画家の村田雄介さんが「ご本人とのことでした。」と引用リツイートしたことで一気に信憑性が高まることとなった。
その後、ORICON NEWSなど複数メディアの取材に対し、集英社が本人であること認めている。
Twitterアカウント開設で祭りに、冨樫狂想曲
Twitterアカウントのフォロワー数は1日も経たずに100万フォロワーを突破し、現在までに304万人のフォロワーを獲得。断片的に公開されるネームや近況報告など、どのツイートも数千~数十万単位のリツイートといいねを集める大注目のアカウントになっている。
この報告ツイートのなかで単行本の作業も進んでいることが明らかになっていたため、いつ刊行が発表されるのかと読者の期待も高まっていた。
なお、冨樫義博さん関連のトピックスとしては、10月28日(金)から350点以上の原画・制作資料を展示する「冨樫義博展」が、六本木の森アーツセンターギャラリーでスタート。
2023年12月には、冨樫義博さんの代表作『幽☆遊☆白書』が、Netflixで実写化されることも決定している。
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連載
1998年より『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始した漫画家・冨樫義博さんが描く『HUNTER×HUNTER』。 主人公のゴン=フリークスが父親であるジンを探すためハンターとなり、キルア、クラピカ、レオリオといった仲間達との絆を深めながら、未知なる敵との戦いを描きます。 緻密に計算された高度な攻防と読者の予想を上回り続ける展開で人気を博す一方、非常に寡作なことでも知られ、現在までに500回以上の休載を繰り返していることも話題となりました。 冨樫義博『HUNTER×HUNTER』超特集では、そんな本作に魅せられたKAI-YOUの面々が、作品にまつわる疑問や伏線などを考察するコラム記事を執筆。ときには座談会も実施しながら、一読しただけでは伝わりづらい冨樫義博作品に通底する思想を紐解きます。
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