FENNEL、Rascal Jester『LoL』部門買収 世界と10年後を見据え「LJL」参入

FENNEL、Rascal Jester『LoL』部門買収 世界と10年後を見据え「LJL」参入
FENNEL、Rascal Jester『LoL』部門買収 世界と10年後を見据え「LJL」参入

FENNELが「League of Legends Japan League」に参戦

プロゲーミングチーム・FENNELが、株式会社サードウェーブのプロゲーミングチーム・Rascal Jesterの『League of Legends』(リーグ・オブ・レジェンド/LoL)部門の買収を発表。

『LoL』の日本国内リーグである「League of Legends Japan League」(LJL)へ来シーズンから参入する。

Rascal Jesterは「LJL」に設立当初から参加し続けてきた古豪。特徴的なピエロのロゴと市松模様のユニフォームで親しまれてきたが、8年の歩みの末「LJL」の舞台から姿を消すこととなった。

両者の思惑が一致し友好的な買収へ

発表によれば、株式会社サードウェーブとFENNELを運営する株式会社Fennelは、2021年1月からスポンサーシップを締結。

PC専門店・ドスパラなどを運営しプロゲーミングチームにスポンサードをしていきたいサードウェーブと、チーム事業を強化したいFENNELの思惑が一致し今回の友好的買収に至ったという。

また、FENNEL代表のさんが自身のYouTubeチャンネルで配信を実施。

『LoL』が世界的に人気のタイトルであること、世界のチームとビジネスで勝負していくためには『LoL』部門が必須であること、5年〜10年後を見据えた決断であることなど、買収の経緯を説明している。
FENNEL LoL部門できました。経緯とか裏側について色々

7部門9チーム約60名の選手が所属するFENNEL

FENNELは、日本最大規模のゲーミングベースを横浜に構えるプロゲーミングチーム。設立は2019年。

現在『荒野行動』『Apex Legends』『Apex Legends Mobile』など7部門9チームを設置し、約60名の選手が所属している。

『APEX』部門は、日本大会、アジア大会で優勝、2022年7月に世界一を決めるチャンピオンシップに出場している。

国際大会「Worlds 2022」も始まる『LoL』の競技シーン

「LJL」は年2回、春と夏の2シーズン開催される『LoL』の日本公式プロリーグ。

2022年は9月4日に夏のシーズン決勝がおこなわれ、DetonatioN FocusMeが4連覇を達成。9月30日(金)より開催される国際大会「Worlds 2022」への出場権と賞金1000万円を獲得したばかり。

Rascal Jesterは今シーズン8チーム中4位の成績を収めており、FENNELの買収以降の動向が注目される。
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