【動画】Zeebraや漢も参戦　賞金1000万円「BATTLE SUMMIT」記者会見レポート

2022年8月31日、日本のMCバトルシーンを牽引する6つの団体によるMCバトル「BATTLE SUMMIT」が、日本武道館にて開催される。

ここ最近で名を上げたプレイヤーから、長きに渡り日本のHIPHOPシーンを支えてきたレジェンドまでもが出場する。賞金はMCバトル初となる1000万円と、日本のMCバトル史上最大の規模感で行われる。

開催に先立ち、大会の対戦カード発表の記者会見が行われた。

賞金1000万のMCバトル 一触即発の対戦カード

今回発表された対戦カードは1回戦の組み合わせのみ。

【BATTLE SUMMIT 対戦カード（敬称略）】

1.RYKEY DADDY DIRTY vs ベル
2.釈迦坊主 vs Authority
3.孫GONG vs 呂布カルマ
4.がーどまん vs MU-TON
5.DOTAMA vs 梵頭
6.SIMON JAP vs ID
7.CHEHON vs MOL53
8.CORN HEAD vs JUMBO MAATCH
9.晋平太 vs CHICO CARLITO
10.Zeebra vs 漢 a.k.a GAMI

記者会見では大会に対する意気込みを語るMCや、因縁のある対戦相手を目の当たりにして闘争心を燃やす一幕も見られた。

出場MCの記者会見の様子

記者会見では堂々と、余裕の表情で臨むRYKEYDADDYDIRTYさん。対してベルさんは多くは語らず、静かに闘争心を燃やしているように見えた。 これまでMCバトルに出場した経歴がなく「ピクニックみたいな気分で来た」という釈迦坊主さん。Authorityさんは釈迦坊主さんが映る画面を覗き込み「負ける気はしないです」と強気な発言。 呂布カルマさんのオンラインでの参加に、孫GONGさんは「来いや」などと強く挑発。対する呂布カルマさんは挑発を受け流し大会に対する意気込みを語った。 過去のMCバトルで「楽屋ネタ」を持ち込み、物議を醸した因縁のあるがーどまんさんとMU-TONさん。今大会で待望の再戦を果たすこととなり、どのような戦いが繰り広げられるか注目のカードの1つである。 記者陣に対し、今大会への意気込みを丁寧に語るDOTAMAさんを睨みながら、終始挑発的な態度を見せつけていた梵頭さん。実は仲良しであるとも噂されているこの2人だが、どのようなバトルになるのか期待が高まる。 ハワイから帰国し記者会見に臨んだSIMON JAPさんと、「相手にとって不足はない」と語るIDさん。共に記者会見では多くは語らず、バトル本番を楽しんでほしいとのこと。スキルフルな両名のバトルに注目だ。 様々なMCネームを持つ両名の対決。今回は「CHEHON」「MOL53」という名前に誇りを持ち、ステージに臨む。 MCバトル参加は初となるCORN HEADさんと「フリースタイルダンジョン」モンスターとして活躍したJUMBO MAATCHさん。近年のバトルシーンでは欠かせない要素となったレゲエからの参戦ということもあり、注目を集めている。 晋平太さんは自身のYouTubeチャンネルで今大会の参加表明をし、「KING OF KINGS 2021 -FINAL-」以来のMCバトル出場となる。対してCHICO CARLITOさんはこれまでのサイファーやバトルを思い返し、ラッパーとしての誇りを持って大会に臨む。 HIPHOPシーンを牽引する両名の対決が実現した。個人でのMCバトル出場は初となるZeebraさんだが、大会に対して大きなモチベーションを見せている。

漢 a.k.a GAMIさんは今大会を「祭り」と表現し、それに呼応してZeebraさんも「神輿は担がなきゃ」と発言。注目を集める戦いになること必至だ。

各MCへの質疑応答や実際の記者会見の様子は、動画をご覧になって確認してほしい。