ホラー系VTuberの面目躍如だった市松寿ゞ謡
最近は「刀ピークリスマスのテーマソング」が注目を集めているが、ピーナッツくんの元祖クリスマスソングといえば「
ねむれないクリスマス」だ。
まさかのサプライズとなったジョビルボ松本の登場、さらにショートアニメと同じセットでのコーラスに会場は沸きに沸いた。
伸びのある声で聴かせるジョビルボ松本 photo by Odagiri raku
その後、間髪入れずに「
Peanuts in Wonderland」で
チャンチョも登場。ピーナッツくんの相棒として初期のライブから活躍してきた人気者は、歌いながらなぜか徐々に浮遊して退場していく。
このところ危うい雰囲気を纏いはじめている彼は、一体どこに行ってしまうのだろう。
みんな大好きチャンチョが登場! photo by Odagiri Raku
笑いあり、サプライズありのバーチャルパートを締めたのは、
市松寿ゞ謡さんとの名曲「
Unreal Life」。
禍々しい重低音を響かせるベースの音が鼓膜と内臓に、明滅を繰り返すストロボが網膜と肌に突き刺さる。五感を狂わせるような凶悪なまでのサウンドに加えて、ラスサビではビジョンに顔面ドアップの市松寿ゞ謡さんが降臨する。
子どもが見たら泣くやつ photo by Odagiri raku
いろいろとすごかった市松寿ゞ謡さん photo by Odagiri raku
その威容は5メートルほどはあったろうか。
大きな大きな青白い顔と塗り固められたような黒い瞳は、強烈過ぎる印象を見る者に植え付けて、暗闇に還っていった。
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ライター/編集者。1993年生まれ、福岡県出身。大学卒業後、フリーランスのライターとして活動開始。並行して私立大学の広報担当としてPR業務に従事。その後、サッカー専門誌の編集者として、小学生年代のチームからプロチームまで幅広く取材。現在はKAI-YOU、KAI-YOU Premium、NEUT Magazine、SHUKYU Magazineなど、Web・紙と媒体を問わず様々なメディアで取材・執筆・編集を担当している。
愛機はiPhone SE(第1世代)。年に数百冊の漫画を読む。ポップな漫画を追い求めて、今日も寝落ちするまでページを捲っている。
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