画家のフィンセント・ファン・ゴッホの傑作として知られている絵画『星月夜』を、『Minecraft(マインクラフト)』上に3Dで再現した人が現れた。
作品を投稿したのは、『マインクラフト』で様々な建物を建設しているChrisDaCowさん。アメリカの掲示板サイト「Reddit」に投稿された作品は話題を呼び、記事執筆時点で5万4000件の高評価が集まっている(外部リンク)。
YouTubeには、『星月夜』を制作するまでのメイキング動画も投稿されている。
これまでには南国の島やアジアンテイストな城塞などを建設する動画を投稿している。Building a MASSIVE Asian Style Kingdom IN MINECRAFT
今回の『星月夜』では、錯視を用いて、絵画の中に2次元で描かれた空間を3次元的に再現。制作にあたってはChrisDaCowさんの前に数々の困難が立ちはだかったことがメイキング動画で語られている。
本物に近い色が表現できるジェネレーターを使おうとした際は、そのジェネレーターが5年前のバージョンの『マインクラフト』までしか対応しておらず、ダウングレードしたうえで友人に最新バージョンのブロックを使えるようプログラミングを依頼。
ゴッホの絵の中の距離感や見え方を再現するように家を建てたり、線と塗りで表現されている木を植えたりと、距離感から見え方まで、その全てを忠実に立体化している。
『星月夜』の特徴でもある空の渦巻を再現するためには、美術館に展示を見に行き、イメージを膨らませるなど、様々な試行錯誤を経て、1ヶ月以上かけて制作が行われた。
2019年には、ゴッホの生涯を描いた映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』が公開されたほか、2021年には東京都美術館にて「ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」が開催。【公式】『永遠の門 ゴッホの見た未来』
今回『Minecraft』上に再現された『星月夜』のレゴキット「レゴ アイデア ゴッホ 『星月夜』」が6月1日(水)に発売されることも発表されている。
キットは、香港在住のレゴファンであるトルーマン・チェンさんがレゴのアイデア プラットフォームに投稿した作品をもとに、『星月夜』を所蔵するニューヨーク近代美術館が監修したもの。 実物はニューヨークにあるためなかなか見に行くことはできない分、様々な形で再現された作品たちでゴッホを感じよう。
作品を投稿したのは、『マインクラフト』で様々な建物を建設しているChrisDaCowさん。アメリカの掲示板サイト「Reddit」に投稿された作品は話題を呼び、記事執筆時点で5万4000件の高評価が集まっている(外部リンク)。
YouTubeには、『星月夜』を制作するまでのメイキング動画も投稿されている。
ゴッホの描いた線の全てを3Dでリアルに再現
ChrisDaCowさんは、『マインクラフト』で様々な建築を行い、YouTubeに投稿しているYouTuber。これまでには南国の島やアジアンテイストな城塞などを建設する動画を投稿している。
本物に近い色が表現できるジェネレーターを使おうとした際は、そのジェネレーターが5年前のバージョンの『マインクラフト』までしか対応しておらず、ダウングレードしたうえで友人に最新バージョンのブロックを使えるようプログラミングを依頼。
ゴッホの絵の中の距離感や見え方を再現するように家を建てたり、線と塗りで表現されている木を植えたりと、距離感から見え方まで、その全てを忠実に立体化している。
『星月夜』の特徴でもある空の渦巻を再現するためには、美術館に展示を見に行き、イメージを膨らませるなど、様々な試行錯誤を経て、1ヶ月以上かけて制作が行われた。
レゴも発売、改めて人気が上がるゴッホの絵画
フィンセント・ファン・ゴッホが偉大な画家であることは言うまでもないが、近年改めてその絵画の人気が上昇している。2019年には、ゴッホの生涯を描いた映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』が公開されたほか、2021年には東京都美術館にて「ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」が開催。
キットは、香港在住のレゴファンであるトルーマン・チェンさんがレゴのアイデア プラットフォームに投稿した作品をもとに、『星月夜』を所蔵するニューヨーク近代美術館が監修したもの。 実物はニューヨークにあるためなかなか見に行くことはできない分、様々な形で再現された作品たちでゴッホを感じよう。
マインクラフトで広げる無限の世界
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