すとぷりのライブには様々な形式が存在するが、昨年新たに加わったのが3Dモデルを使ってパフォーマンスするバーチャルライブ。本来予定されていた様々なライブの中止が続いていく中で、「それでもみんなに楽しいを届けたい」という思いからはじまった配信ライブシリーズ「すとろべりーめもりー in バーチャル!」も好評を博した。
「Strawberry Party!! in 日本武道館」は、すとぷり初の試みとなるリアル会場での有観客バーチャルライブ。5月2日・3日の2日間、バーチャルな姿の5人が画面を飛び出して日本武道館で1日2公演、計4公演を行った。
各公演には「Rock Party」「Night Party」「Prince Party」「Endless Party」という異なるテーマが設定され、4公演それぞれに違う演出や選曲で、メンバーがDJとともに生でパフォーマンスを展開。初日の昼公演「Rock Party」と最終日の夜公演「Endless Party」を中心に、新たな挑戦となった2日間のオフィシャルレポートをお届けする。
【画像13点】すとぷり、バーチャルライブの名場面ギャラリー 文:杉山仁 撮影:林晋介、東美樹
目次
さとみ、ころん、るぅと、ジェル、莉犬が歌い繋ぐ
ネットを中心に活動するエンタメユニット・すとぷり。左からころんさん、ジェルさん、莉犬さん、るぅとさん、さとみさん
以降は楽曲がノンストップでミックスされるDJパーティー形式のライブへ。公演テーマの「Rock Party」に合わせて、「僕らだけのシャングリラ」「Move On!」「苺色夏花火」「ギンギラ銀河」が繋がり、「ロックでポップなパーティー」が会場に広がっていく。
中盤には各メンバーのソロパートもスタート。ここでもDJが楽曲を繋ぎ、さとみさんによる「恋をはじめよう」、ころんさんの「敗北ヒーロー」、るぅとさんの「君と僕のストーリー」、ジェルさんによる「虚」、莉犬さんの「ルマ」が途切れることなく自然に繋がっていった。
バーチャルな姿でもリスナーへと近づくすとぷり
通常、有観客でのバーチャルライブで客席側にメンバーが移動することはほぼほぼない。この中盤のパフォーマンスは、「バーチャルな姿でももっとみんなの近くに向かいたい」という気持ちが伝わってくるような瞬間だった。
最後は「プロポーズ」や「大好きになればいいんじゃない?」「おかえりらぶっ!」を経て、アンコールで「マブシガリヤ」と「StrawberryPrinceForever」を歌い、最後に紙吹雪が舞ってライブを終えた。
「終わらないパーティー」最終公演はさながらフェス
この日は序盤に「終わらない夜をキミと」という歌詞が印象的な「Night of Fantastic」と「START」でライブをはじめると、DJパーティー形式のコーナーでは、「僕らだけのシャングリラ」「Don't Give Up!!」「Party Light」「Day by Day」をミックス。
MCを挟んでふたたび「GO GO CRAZY」「シンドロームラブ」「Very」「パンピじゃないのよッ!!」を披露し、「パンピじゃないのよッ!!」では虹色のレーザーがぐるぐる回るド派手な演出で盛り上げた。
0件のコメント