翔泳社発表全文
『ILLUSTRATION 2022』参加クリエイターの皆様
イラストを愛する皆様へ
弊社書籍『ILLUSTRATION 2022』表紙イラストレーター氏に関する一連の報道と、その後のSNSでの騒動につきましては、これまでご参加くださったイラストレーターの方々をはじめ、読者の皆様、関係者の皆様方に、多大なるご迷惑をおかけしたことを謹んで深くお詫び申し上げます。
今回の騒動によって、本書にご参加くださった方々、これまでご参加くださった方々、イラストを愛するすべての方々のご好意とご期待を裏切ることとなりましたことを、大変申し訳なく思っています。
世界が激動の中にあるこの時代、言葉がなくても人の心を動かすことができるイラストという文化は日本が誇るべきもので、それをこれからもクリエイターの皆様と盛り上げていきたいという想いは変わりません。
皆様から賜りましたご叱責を謙虚にかつ厳粛に受け止め、今後は制作体制の精査と立て直しを行うとともに、改めて真摯にイラスト文化に向き合い、イラストを愛する人をもっと増やせるようこれからもイラストレーターの方々を応援し、素晴らしいイラストレーターさんと読者の方をつなぐべく務めたいと思っております。
次作となる『ILLUSTRATION 2023』について今後とも、なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、伏してお願い申し上げます。
2022年4月
株式会社翔泳社 翔泳社『ILLUSTRATION 2022』商品ページより
担当編集の声明
【お詫び】
— 平泉康児/編集者 (@hiraizm) April 8, 2022
書籍『ILLUSTRATION 2022』の表紙イラストを手がけた作家の方の一連の騒動について、本日書籍内のページにお詫びの文書を掲出致しました。https://t.co/7uJbYmWEx6
本書にご参加いただいた作家の皆様をはじめ、多くの方々に多大なるご迷惑をおかけしたことを、心から深くお詫び致します。
本書の企画・監修を務める重要な立場にありながら、今日に至るまで一連の騒動に言及することがなく、快くご協力くださった作家の皆様、楽しみにしてくださった読者の皆様、関係者の皆様に長らく不安な思いや悲しい思いを抱かせ、心を傷つけてしまいましたこと、重ねて深くお詫び致します。
— 平泉康児/編集者 (@hiraizm) April 8, 2022
騒動の規模、波紋の広がり、センシティブな個人の情報を追及するような行為といった追い詰められ方の激しさから、人の生命にも関わる最悪の事態に繋がってしまう可能性も想像でき、関係者として今回の件に関する言及・行動、タイミングは慎重にならざるを得ませんでした。
— 平泉康児/編集者 (@hiraizm) April 8, 2022
本書に掲載されている作家の方々の作品は、多くの人の心を動かし、楽しませるような魅力に溢れたものであることは、手に取ってご覧いただければ必ず伝わるものと信じております。
— 平泉康児/編集者 (@hiraizm) April 8, 2022
そういった確信と大きな手応えを感じながら、胸を張って世に送り出すことができたと思える本であっただけに、
今回の騒動はただただ辛く残念というほかありません。
— 平泉康児/編集者 (@hiraizm) April 8, 2022
繰り返しとなりますが、このたびはILLUSTRATION 2022にご参加いただいた作家の皆様をはじめとする多くの方々に多大なるご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。
「トレパク」を誘発する現代のイラストシーンについて
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