今回はこの特集のうち、20代から60代に聞いた性癖に関するアンケート調査の結果を中心に紹介。いつ何をきっかけに性癖が芽生えたのかなど、具体的なエピソードと共に回答が掲載されている。
「月刊TENGA」43号目次
1. そもそも「性癖」とは!?
2. 20~69歳に聞いた「性癖」に関するアンケート調査
3.「性癖」はいったいどこから来たの?
コロナ禍で新たに性癖が目覚める人も
今回「月刊TENGA」は性癖を“性的興奮度の高い性的な行為”と定義し、「SEX・マスターベーション経験のある」20歳から69歳の男女計1000人を対象にアンケート調査を実施。その結果、約6割が生まれて初めて性癖が芽生えた年齢として「10~20歳」を挙げており、男女別で見ると、男性は69.4%、女性は56.0%と最多回答となった。 また、何かしらの性癖を持つ人のおよそ7人に1人にあたる15.1%が「コロナ禍で新たな性癖が芽生えた」と回答している。
回答にあった性癖が芽生えたきっかけ
「セクシーな下着をつけること。恋人と下着の話になり、つけてほしい下着を伝えてくれ、一緒に選ぶことに。思いのほかセクシーな下着をつけていると気持ちが高ぶることに気がついた」(女性・20代前半)
「戦隊モノでヒロインが拘束されているのを見て興奮し、それ以降他人を拘束する、拘束されているのを見るのが好きになった」(男性・20代前半)
「遠距離恋愛かつコロナで会えなかったから、おもちゃに目覚めた」(女性・20代後半)
20代は他世代と比較して口や唇にフェチを感じる傾向
具体的なフェチの対象に関しての回答によると、女性は「手」「腕」「声」などにフェチを感じる人が多い傾向に。男性は全世代で「胸」「尻」など直接的に性に結びつきやすい部位にフェチを感じる人が多い傾向がわかった。 また「口・唇」は全体の7.7%(男性:9%、女性:6.4%)が「フェチを感じる」と回答。
特に20代は他の年代に比べて、マスクで隠される機会の多い口元にフェティシズムを感じるという人が多く、全世代平均の約3倍の23.0%が回答している。
性癖を伝えることで性的満足度が向上する傾向
こうした性癖をパートナーに伝えているのは約3割(30.5%)という結果になった。男女別で見ると、男性は27.8.%、女性は33.6%。女性の方が男性よりも恋人や配偶者に性癖を伝え、あるいは伝えられる経験が多い傾向にある。
性癖を伝えた経験がある人を年代別で見ると若い層が多く(20代:79.7%、30代:79.4%)、年齢が上がるにつれて割合が下がっている(60代:33.1%)。 そうして恋人や配偶者に性癖を伝えた結果、約7割(73.2%)の人が性的満足度が高くなったと回答している。
恋人や配偶者から伝えられた結果「性的満足度が高くなった」と回答した人も65.4%という結果が出ており、性癖を明かすことでパートナー間の「性的満足度」が高くなることがわかった。
実は行ってみたいプレイ1位は「複数プレイ」
なお性癖に関連して、プレイに関する質問も行われている。これによれば、全体の約4人に1人にあたる27.4%が「カーセックス」を経験していると回答。「着衣プレイ」「明るい部屋でのセックス」などよりも多い結果となった。
実は行ってみたいプレイとしては「複数プレイ」が9.3%(男性:11.4%、女性:7.2%)と最多回答になっている。
なお調査の全文は「月刊TENGA」公式サイトで確認できる(外部リンク)。
調査概要:全国の男女の「性癖」に関する意識調査
調査元:株式会社TENGA
調査方法:インターネット調査
対象:全国の20~69歳の男女 1000名(5歳刻みで男女各50名ずつ)
※交際経験のある人
※SEX・マスターベーション経験のある人
実施日:2021年12月2日(木)~12月3日(金)
真面目に性について考えてみる
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント