では恋愛において、コロナ禍はどう影響したのか。
パンデミック以降の恋愛をアダルトグッズメーカー・TENGAが調査。定期的に配信している「月刊TENGA」で、カップルのコミュニケーションの実態と未来を予想しています。
アンケートによると、出会いの形は「マッチングアプリ」に移行し、デートは「ビデオチャット」が流行。
重視するものに「性行為の内容・頻度」が増加し、間近に迫るバレンタインの過ごし方は「家の中」が最多という結果に。
またオンラインデートのコツを、恋愛メディア『マッチアップ』の編集長・伊藤早紀さんに聞いています。
恋愛のオンライン化が加速
まずは恋愛意識調査の結果から。調査の対象は、「2020年3月以降にお付き合いするパートナーができた」という20歳~34歳の男女計60名です。 調査の結果、コロナ禍において最も増えたパートナーとの出会い方は「マッチングアプリ」。そして「オンライン婚活」「結婚相談所」が続きます。
ただしコロナ禍前でも、約3人に1人がマッチングアプリでパートナーと出会ったと回答しているので、増加幅は特別大きいものではなく、恋愛のオンライン化は既に進んでいたと考えていいようです。
反面、減少率が高いのが「友人・知り合いの紹介」。直接人と会う機会が減った世相が如実に反映されています。
「学校」「バー・居酒屋」といった、行きづらくなってしまったリアルな場所での出会いも減っているようです。
「ビデオチャット」は大幅増加も「音声通話」は変化なし
次にパートナーとのデートについて。これは「ビデオチャット」が大幅増加という結果に。コロナ禍の前後で「音声通話」にはまったく差がなかったものの、「ビデオチャット」は2倍に増えています。Zoomなどのビデオチャットツールが、ビジネスだけではなく、カップルのコミュニケーションも支えていることうかがえます。
おうちデートの中身は?
「じゃあデートの中身は?」ということで、「パートナーとどんなデートをしていましたか?」という質問に対する自由回答は以下のようになっています。そして間近のバレンタインデーの過ごし方ですね。「外は出かけることが阻まれるので、家で過ごすことが多くなった。そのため身体が触れ合う距離でいることが増えた。大きなイベントや出来事はないが、些細な会話が幸せに思えたり、工夫して楽しいことを見つけられるので、満足度が高い。」(女性・20代後半)
「スーパーでまとめて食品を買って、家から1歩も出ずずっとイチャイチャしている。」(男性・30代前半)
「夜にビデオチャットで『会いたいね』と気持ちを伝え合うことが多くなった。」(女性・20代前半)
「オンラインで流行っているゲームをしている。」(女性・20代前半)
「エッチが増えた。」 (男性・20代後半)
「お互い一人での行為を動画に撮り送り合っていた。」(女性・30代前半)
これは「おうちバレンタイン派」が最多。「外でのデート」は大幅に減少しています。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント