天才か? 半透明カバーで氷漬けしたマンモス 「シートの質感がこだわり」

天才か? 半透明カバーで氷漬けしたマンモス 「シートの質感がこだわり」
天才か? 半透明カバーで氷漬けしたマンモス 「シートの質感がこだわり」

マンモスの氷漬けクッション/画像はTwitterより

POPなポイントを3行で

  • 「マンモスの氷漬けクッション」がバズ
  • 商品デザイン企画会社・2時の試作品
  • 半透明なカバーを氷に見立てる斜め上の発想
商品企画・デザインを行う株式会社2時が、Twitterに投稿した試作品の画像が反響を呼んでいます。

この「マンモスの氷漬けクッション」は、半透明なシート素材のカバーに収納されたマンモス型のクッション。

マンモスのつぶらな瞳、汚れにくいという利便性、何よりもカバーを氷に見立てるというアイディアに、「可愛い」「欲しい」「天才」とのコメントが寄せられています。

この何とも愛くるしいクッションについて、2時の代表・楢﨑友里さんに話を聞きました。

「クリアカバーにクッションを入れる」新しい表現方法

マンモスの氷漬けクッション/画像はTwitterより

この「マンモスの氷漬けクッション」は、新しい表現方法として「クリアカバーの中にクッションを入れる」という構造を試すために考えた商品サンプルとのこと。企画・デザインをもとに工場に依頼し制作された試作品です。

何を入れるのが最も自然で面白くなるか考えたとき、「氷漬けのマンモスだったら違和感なく再現できる」と閃いたそうです。

マンモスの氷漬けクッション/画像はTwitterより

楢﨑さん曰く、「完全にクリアではなく、光が反射して透け方が不均一なシートの質感」がこだわりのポイント。氷らしく見えるように、半透明なシート素材が選ばれています。

「商品化も予定しておらず、とりあえず一個だけサンプルをつくって投稿してみたら、思いのほか人気で驚いております!」

「斜め上の発想で世の中を楽しくする」

マンモスの氷漬けクッション/画像はTwitterより

このほかにも、社名通り「斜め上」を行くアイディア商品を生み出してきた2時。

プランナー2名による会社であり、両名とも通信販売会社・フェリシモで7年間ユーモア雑貨の商品企画に携わり、企画・デザインを学びました。

楢﨑さんによれば、「長く商品企画の仕事を続ける中で、より面白い企画に挑戦してみたくなった」のが設立のきっかけ。フェリシモの社長やスタッフにも応援され、その関連会社として設立されました。

「『ふざけたアイデアこそ、真面目につくって真面目に発表する』ことをいつも心がけています」と、商品開発におけるポリシーを語っています。

斜め上を行く2時社のアイディア商品たち

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