その才能を知らしめたデビュー作『ファイアパンチ』や、続編とアニメ化が控えている名作『チェンソーマン』がどの時期に描かれたのかがひと目でわかるようになっている。
9月に発売された『ルックバック』、10月に発売された『17-21』、11月4日(木)に発売される『22-26』の3ヶ月連続刊行記念広告となる。
賛否両論で話題を呼んだ読切『ルックバック』
7月19日に『少年ジャンプ+』で無料公開された新作読切『ルックバック』。漫画家を目指す少女2人の魂の交流を描いた作品なのだが、後半に登場する通り魔の人物造形について、『少年ジャンプ+』は公開後の反応を鑑みて表現の修正を行った。
この対応についてはSNSを中心に議論され、漫画家やアーティストが意見を述べるなど注目を集めた。『ルックバック』作品内に不適切な表現があるとの指摘を読者の方からいただきました。熟慮の結果、作中の描写が偏見や差別の助長につながることは避けたいと考え、一部修正しました。 『少年ジャンプ+』編集部
そして『ルックバック』単行本版の発売の際には、藤本タツキさんの意向により一部の台詞が再修正されている。
藤本タツキ著『ルックバック』については、発表後、8月2日に内容を一部修正いたしましたが、9月3日発売のコミックスにおいて、著者の意向を受けて協議のうえ、セリフ表現を変更している部分がございます。
— 少年ジャンプ+ (@shonenjump_plus) August 27, 2021
ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。
少年ジャンプ+編集部
ジャンル多彩な短編を集めた『17-21』『22-26』
漫画賞初投稿作『庭には二羽ニワトリがいた。』、思春期の熱情が暴走する『佐々木くんが銃弾止めた』、迸る恋心がすべてを蹴散らすSFラブコメ『恋は盲目』、ネジがぶっ飛んだ殺し屋少女の恋『シカク』の4作品が収録された初期短編集『17-21』。題の通り、藤本タツキさんが17歳から21歳までに完成させた初期の短編作品集だ。また発売時には『佐々木くんが銃弾止めた』がTwitter上で公開された。 まだ詳細は明らかになっていないが、『予言のナユタ』『人魚ラプソディ』『目が覚めたら女の子になっていた病』『妹の姉』が収録されると思われる短編集『22-26』。
こちらは現在予約受付中だ。発売を楽しみに待ちたい。
藤本タツキ3ヶ月連続刊行を記念して渋谷に交通広告出しました❗️
— 林士平(りんしへい) (@SHIHEILIN) October 14, 2021
制作作品と年齢を、分かりやすく一枚の図にしました。
『ルックバック』
『17-21』の2冊は大好評発売中‼️
『22-26』は来月11月4日発売予定です✨
是非にご予約頂けたら幸いです⭐️
渋谷の広告もよかったら観てみて下さい〜 pic.twitter.com/PmyHZ4dNfi
個人的には『予言のナユタ』オススメです
この記事どう思う?
書籍情報
藤本タツキ短編集『22-26』
- 価格
- 460円(税込)
- ASIN
- B09HQNW9WV
- 出版社
- 集英社(2021/11/4)
関連リンク
0件のコメント