『ブラック・パンサー』主演の故チャドウィック・ボーズマンを讃える奨学金設立

意思を継ぐ学生たち

チャドウィック・ボーズマンさんの妻であるシモーヌ・レッドワードさんの支援と、Netflixのスポンサーシップによってハワード大学に創設された「チャドウィック・A・ボーズマン記念奨学金」。

ハワード大学、学長のウェインA.I.フレデリックさんは「この奨学金は、チャドウィックのハワード大学への愛、ストーリーテリングへの情熱、そして将来の世代のハワードの学生を支援する意思を具現化したものです」とコメント。

「模範的なアーティストの多くは、高等教育を受ける機会を与えられていません。私たちは、教育に対する経済的な障壁を取り除くことで、一人でも多くの学生を支援したいと考えています。この基金は、チャドの技術への献身、他者への思いやり、そして未来のストーリーテラーを支援したいという思いを表しています」と妻のシモーヌ・レッドワードさん。

俳優のみならず、監督・脚本家・プロデューサーとしても活躍していたチャドウィック・ボーズマンさん。作品の演技力だけでなく、慈善活動などを通しても尊敬されるハリウッドスターだった。

中でも、卒業生としてハワード大学の卒業式で行なったスピーチは、この瞬間を生きることや大学への愛とリスペクトを語り、大きな反響を集めた。

ハワード大学は、奨学金を受けとる学生には、チャドウィック・ボーズマンさんのような卓越性・リーダーシップ・尊重・共感・情熱が求められるとしている。

「チャドウィック・A・ボーズマン記念奨学金」は本年度からすでにスタートしており、4人の学生が彼の意思を継ぎ、奨学金を受けハワード大学で勉学に励んでいる。

Will will not die

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