BAD HOP、横浜アリーナ公演の開催延期 「NAMIMONOGATARI」騒動受けて

BAD HOP、横浜アリーナ公演の開催延期 「NAMIMONOGATARI」騒動受けて
BAD HOP、横浜アリーナ公演の開催延期 「NAMIMONOGATARI」騒動受けて

POPなポイントを3行で

  • BAD HOP、3度目の横浜アリーナ公演の延期
  • 「NAMIMONOGATARI2021」の騒動を受けて
  • 同イベントがBAD HOP主催であるという事実誤認が拡散
川崎発のヒップホップクルー・BAD HOPが、9月1日(水)と9月2日(木)に横浜アリーナで予定していた「BAD HOP THE REVENGE TOUR FINAL IN YOKOHAMA ARENA」の開催延期を発表した。

理由は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、ではない。

感染拡大防止対策については万全を期して準備に臨んでいたとしたが、8月29日に開催されたヒップホップの音楽フェスティバル「NAMIMONOGATARI2021」の騒動を受けて延期と判断したことを明かした。

BAD HOP、3度目の横浜アリーナ公演の延期

8月29日に愛知県で開催された「NAMIMONOGATARI2021」において、感染拡大防止対策が不十分だった現場の様子がSNSを中心に拡散され、批判が巻き起こった。

BAD HOPも、出演者のうちの1組だった。

「NAMIMONOGATARI2021」についての一連の報道、および同イベントがBAD HOP主催であるという事実誤認が拡散されたことなどを受け、「出演者の皆さんや、来てくださるお客さんが少しでも後ろめたい気持ちで横浜アリーナにご来場するような状況で開催するのはBAD HOPとしても不本意」として、延期の判断に至ったと発表している。

これで、BAD HOPの横浜アリーナの開催延期は3度目となる。

2020年からの延期

BAD HOPは2020年3月に、コロナ禍の影響でもともと予定していた横浜アリーナでのライブを無観客配信ライブに変更。「BAD HOP WORLD 2020」として開催して、のちに続く配信ライブの走りとして注目を集めた。

この1月にはアルバム『BAD HOP WORLD』DELUX版のリリースと合わせて、横浜アリーナでの有観客リベンジ公演を発表していたが、こちらも緊急事態宣言の発令によりやむなく延期。

今回「BAD HOP THE REVENGE TOUR FINAL IN YOKOHAMA ARENA」が、3度目の正直として横浜アリーナ公演を発表していた。

初日は単独公演で、2日目はヒップホップフェスという形での公演が追加発表され、いずれの開催にも注目が集まっていた。

しかし、前述の通り、愛知県で8月29日に開催された「NAMIMONOGATARI2021」が大きな騒動に。

SNSで拡散されている現場を撮影した動画には、過密状態の中、ノーマスクで大声を上げる観客の姿が映っていたこともあり、感染拡大対策がとられておらず、さらにまん延防止等重点措置区域の人数上限5000人を超えていたことなどから批判が殺到。

市長や知事も遺憾の意を表明し、抗議を行う事態に発展している。

中には、BAD HOPの発表にある通り、「NAMIMONOGATARI2021」と今回の横浜アリーナでの「BAD HOP THE REVENGE TOUR FINAL IN YOKOHAMA ARENA」が同じ主催であるという事実誤認が散見されていた。

何があった? 渦中の「NAMIMONOGATARI2021」

この記事どう思う?

この記事どう思う?

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。