「100万回死んだねこ」って本ありますか? 福井県立図書館『覚え違いタイトル集』が書籍化

「100万回死んだねこ」って本ありますか? 福井県立図書館『覚え違いタイトル集』が書籍化
「100万回死んだねこ」って本ありますか? 福井県立図書館『覚え違いタイトル集』が書籍化

覚え違いタイトル集/画像は福井県立図書館サイトのスクリーンショット

POPなポイントを3行で

  • 福井県立図書館「覚え違いタイトル集」書籍化
  • 『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』
  • タイトルや著者名のうろ覚えをアーカイブ
福井県立図書館が、実際にレファレンスサービスに寄せられた「こういう本を探している」という本のタイトルや著者名の“覚え違い”をWebサイトにまとめた「覚え違いタイトル集」。

SNSなどでも注目を集めた「覚え違いタイトル集」が、講談社より『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』として書籍化されることが明らかとなった(外部リンク)。

発売日は10月20日(水)、定価は1,300円(税別)を予定している。

司書のあるあるをエンタメに「覚え違いタイトル集」

うろ覚えの本のタイトル当てるクイズが難しすぎたwww
クイズ王・古川洋平さん率いるクイズ法人カプリティオが公式YouTubeチャンネルで題材として取り上げるなど、各所で話題になる福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」。

2009年、国立国会図書館のWebサイト「カレントアウェアネス・ポータル」で紹介された福井県立図書館担当者のコメントによると、つくられたきっかけは2つ。

覚え違いの貴重な事例を公開することで「書籍検索の際にヒントとして活用してもらうこと」、そして「レファレンスサービスの認知度を高めること」を目的に公開されたという(外部リンク)。

同リストには、司書が出会った覚え違いが、執筆時点で860例以上もアーカイブされている。

尼子騒兵衛さんの「落第忍者乱太郎」シリーズ(アニメ版タイトルは『忍たま乱太郎』)が「ニンタラマン・タロウ」に、“こんまり”こと近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』は「人生が片付くときめきの魔法」に、佐野洋子さんの絵本『100万回生きたねこ』を「100万回死んだねこ」と、思わずクスッとしてしまうものばかりだ。

『アサシンシンデレラ』はちょっと読んでみたい/画像は福井県立図書館サイトのスクリーンショット

2007年から公開されている「覚え違いタイトル集」だが、これまでにもたびたび注目を集めてきた。

最初は2009年に大きな反響を呼びニュースサイトで紹介されたほか(外部リンク)、1,300件以上のはてなブックマークを記録(外部リンク)。2020年にもTwitterユーザーのツイートをきっかけに再び注目を集めた。

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