アメリカ国内で公開された外国語映画のオープニング興行成績として歴代1位となった。
北米でアニプレックスと共同配給を担うファニメーションのコリン・デッカーさんは「この驚くべき作品の奥行きのある感情表現と息をのむような美しいアニメーションは、コアなファンだけではなく、素晴らしい映画体験を求めるオーディエンスの心を掴んだ。『鬼滅の刃』シリーズのみならず、アニメというブランドがアメリカにおいてメインストリーム化した重要な瞬間だと認識している」とコメントしている。
海外でも大記録を打ち立てる『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
今日までに19の国と地域で上映された本作の海外地域における総興行収入は約81億円を超え、累計来場者数は約878万人を記録。
特に、台湾ではアニメ映画の歴代最高興収を記録する快挙を成し遂げた。
今後は中南米、欧州、中東での公開も予定されている。
主な海外地域における興行収入と動員数
台湾・香港・マカオ
興行収入:29億円/動員数:約331万人
※台湾ではアニメ映画の歴代最高興収を記録
東南アジア
興行収入:約8億円/動員数:約153万人
※シンガポールでは日本アニメ映画の歴代最高興収を記録
韓国
興行収入:約17億円/動員数:約182万人
※13週連続で興収トップ5入り、ロングラン中
オーストラリア・ニュージーランド
興行収入:約4億円/動員数:約33万人
※公開初週の興収ランキング1位を獲得
アメリカ
興行収入:約22億円/動員数:約169万人
※外国語映画のオープニング興行成績 歴代1位
日本の歴史に名を残す『鬼滅の刃』
『週刊少年ジャンプ』(集英社)で2016年から連載開始された吾峠呼世晴さんによる漫画『鬼滅の刃』。2019年のTVアニメ化を経て人気に拍車がかかり、国民的な支持を獲得。コミックス累計発行部数は1億5000万部を突破している。
現在の興行収入は約397億円で、国内では類を見ない400億円も目前に。すでに日本の映画史にその名を刻んでいるが、いよいよ前人未到の領域に足を踏み入れつつある。
劇場版の続編、TVアニメ2期も2021年中に放送
2020年に空前の社会現象を巻き起こした『鬼滅の刃』だが、その勢いはまだまだ止まりそうにない。
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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映画情報
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
- 原作
- 吾峠呼世晴(集英社ジャンプ コミックス刊)
- 監督
- 外崎春雄
- キャラクターデザイン・総作画監督
- 松島晃
- 脚本制作
- ufotable
- サブキャラクターデザイン
- 佐藤美幸・梶山庸子・菊池美花
- プロップデザイン
- 小山将治
- コンセプトアート
- 衛藤功二・矢中勝・樺澤侑里
- 撮影監督
- 寺尾優一
- 3D監督
- 西脇一樹
- 色彩設計
- 大前祐子
- 編集
- 神野学
- 音楽
- 梶浦由記・椎名豪
- 主題歌
- LiSA「炎」(SACRA MUSIC)
- アニメーション制作
- ufotable
- 配給
- 東宝・アニプレックス
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