その人気に「モルしかない、このビッグウェーブに…!」と反応したのが、『図解 なんかへんな生きもの』などで知られるクリエイターのぬまがさワタリさん。
「しっぽはない」や「ポップコーンジャンプ」といった特徴や、エサが欲しいときや興奮しているときの声である「プイプイ・ボイス」、人との関わりの歴史などを解説。そんな『モルカー』に熱中するぬまがさワタリさんに、作品の魅力を聞いてみた。 KAI-YOUの取材に「質の高い海外アニメのようなテンポ感とユーモア表現に驚かされた」と、1話を見た感想を語ってくれたぬまがさワタリさん。モルカーの声を実際にモルモットがあてていることなど、同じ動物好きとしての視点も強く感じたという。
今回投稿したイラストについては、「図解にも描いたようなモルモットの実際の生態が今後も反映される可能性は高そうです。今のうちに図解を読んで『予習』しておいてください…」とコメントしている。
そのかわいさで日本中を魅了する『PUI PUI モルカー』
テレビ東京系のキッズバラエティー番組「きんだーてれび」(平日7時30分〜)内で、火曜日に放送されている。
タイトルの「PUI PUI」はモルモットの鳴き声を意味しており、モルカーが発する声はすべて実際のモルモットたちが担当している。
映画好き、動物好きの視点で見る『PUI PUI モルカー』
雑誌『映画秘宝』にもコラムを寄せるなど、映画好きとしても知られるぬまがさワタリさん。映画好き・動物好きとして、『モルカー』をどう見ているのだろうか?1/21(木)発売『映画秘宝』3月号、毎年恒例「2020年度ベスト&トホホ10」に参加しております。(例によってTwitterでも公開済みですが、ちょっと変えました。)映画全体が大ピンチだった2020年、何が1位に輝くのか気になりますね…。配信系もいよいよ無視できなさそうだし。https://t.co/GP2XfEIrBY
— ぬまがさワタリ (@numagasa) January 19, 2021
「よく見ると作中に(ストップモーションアニメで有名なLAIKA社の監督トラヴィス・ナイトが手掛けた)映画『バンブルビー』のポスターがあったりするんです。こうした映画ネタなどもちょいちょい仕込まれているので、動物ファンとしても映画ファンとしても見どころが多そうで楽しみですね」
映画好きならではの視点から、細部までこだわられた『モルカー』の世界の魅力に言及。
「ひたすらかわいい『PUI PUI モルカー』にも一貫して愚かに描かれる人間との不思議な共同生活っぷりなど、どこか不穏な視点を感じなくもないですね。そのギャップも魅力です」
最後には、『モルカー』の爆発的な盛り上がりやアニメーションとしての技術の高さに触れつつ、視聴を勧めている。
「“一見ゆるふわ感、ほんのり漂うダーク感、どうぶつモチーフ、意外な爆発的盛り上がり”と、アニメ『けものフレンズ』のブームを思い出してる人も多いのではないかと思います。監督に堅固なアニメーションの技巧と知識があるのも共通していますね。まだ最新話が3話で合計10分にも満たないので余裕で追いつけますし、チェックしてみてください」
このところ世間をプイプイ言わせている、愛すべきげっ歯類「モルモット」の図解です。その微妙に奇妙なネーミング、意外な得意技、そして人間とのディープな関係の歴史など、この際なので知っておきましょう。モルしかない、このビッグウェーブに…! pic.twitter.com/e3v7vrTwen
— ぬまがさワタリ (@numagasa) January 17, 2021
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