『あつ森』『Fall Guys』『Among Us』 VTuber配信で人気のゲームは〇〇がすごい!

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『Fall Guys』“観ているだけで楽しい”を極めた2020年の話題作

Fall Guys: Ultimate Knockout』(『Fall Guys』)は、大人数でいっせいにゴールを目指す、バトルロイヤル・パーティーゲーム。MediatonicよりSteamとPS4で発売されています。

80年代の日本のTV番組『風雲!たけし城』に着想を得たらしく、60人が同時に走るワチャワチャ感と、複雑な操作のいらないハードルの低さで大人気になりました。 ハンマーに殴られたり、ふっ飛ばされたり、周りから引っ張られたりと、容赦ない運動会のようですが、間の抜けたキャラクターの可愛さと飽きないポップな音楽で、バラエティ番組感覚で観ることができます。

人気VTuberが一堂に会した配信企画「VTuber Fall Guys Party!!」も多くの視聴者を集めましたね。 実際に遊んでいると止め時がないのですが、視聴している時も同じように観続けてしまう魅力があり、そのゲームテンポが秀逸です。

VTuberの配信では、1位を取るまで止めない長時間のハードな配信も目立ちました。
【FallGuys】1位とるまでやめませんそれほど本気ですぺこ!
また、VTuberと同じ時間にゲームを開始することで、運が良ければ一緒のレースに参加できるというのも嬉しい点です。

追加アップデートでも新しい仕掛けや着せ替えが増加されましたが、今後の展開にも注目なゲームです。

『Among Us』ごまかしと疑り合いで暴かれるVTuberの本性

Among Us』は4人から10人とオンラインでプレイする、宇宙を舞台にした人狼ゲームです。

宇宙船のなかで仲間とミッションをクリアし、船内で殺人を行う裏切り者を、議論しながら見つけるゲームになっています。

2019年は広大な雪山を舞台にした人狼ゲーム『Project Winter』の実況が人気でしたが、『Among Us』ではアクション性を極力抑えて、1ゲーム10分程度で終わるテンポの良さが人気の決め手になったと思われます。 アメリカの開発会社が2018年にリリースした本作は、最近まで有名ではありませんでしたが、ストリーマーの実況配信により世界中で人気に。現在はSteam、Android、iOS、Nintendo Switchでのクロスプレイも可能です。

ゲームではテキスト入力で他プレイヤーと会話をするのですが、配信者の間ではDiscordで通話しながらのスタイルが一般的です。

VTuberの配信では、議論での疑り合いはもちろんのこと、議論の外で各々が1人でぼやく時に垣間見える感情が面白かったりします。

またロールプレイが常のVTuberが、そこに上塗りする形でどんな人狼になりきるのかというメタ要素、そのなりきり力も含め、色んな一面や本性を見ることができます。
【キズナアイ視点】10人で騙しあい!裏切者は誰だ!
大人数で同時にプレイができるため、大規模コラボのきっかけにもなりやすいですね。

キズナアイさんをはじめ、長く活動しているVTuberたちが集まったコラボ配信でのゲームプレイは、昔から応援している視聴者には大変感慨深く、期待を裏切らない熱い試合を見せてくれました。

『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜』“完全復活”の友情破壊ゲーム

Nintendo Switch向けに発売された『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜』は、ファミコンから始まった人気シリーズの最新作です。

キャラクターデザインを一新。4年ぶりの新作として発売され、年内に累計出荷台数150万本を突破。年末の定番ゲームとして完全復活を遂げました。 内容は日本全国を駆け巡る社長になって、ゴールの駅を目指すボードゲームのような形。カードを使って有利に進めたり、理不尽な悪事を行う貧乏神をなすりつけ合うのがゲームの醍醐味です。

財産を奪うスリの銀次の登場など、道中もハプニングは満載ですが、これまでのシリーズ以上にカードが強化されいて、何が起こるか読めないところも人気の理由でしょうか。

借金のために購入した物件を手放す喪失感が非常に大きいこのゲーム。VTuber同士の対戦では、仲の良い相手に忖度して平和を保つのか、お構いなしに足を引っ張り合うのか、VTuberチームの信頼関係にハラハラしながら観るのも楽しいです。

VTuberたちのチーム戦という意味で、これからも長く期待できそうなコンテンツです。
【#闇鍋桃鉄】不思議なメンバーで桃鉄3年対決!
また今作、コナミから発売されるゲームでは唯一実況配信が公式に許可されたことでも話題になりました(もちろん規約を守ればの話です)。

コナミ自ら動画投稿を後押しするキャンペーンも開催しているので、動画配信に対する企業の姿勢も変わってきているのかもしれません。

最後に紹介しておきたいのは、グウェル・オス・ガールさんが開催した「無言桃鉄」という企画です。プレイヤーが阿鼻叫喚してしまうゲームの特性を逆手に取り、黙りながら押しこらえる様子を配信した素晴らしい企画でした。
【 #無言桃鉄 】無言で桃鉄をする。
『桃鉄』のようにすっかり知られたゲームで、あえて斬新な企画を持ってくるのはセンスが問われますよね。

まだ発売されて1ヶ月のゲームですし、これからもどんどん配信が行われるでしょうから、VTuberたちのアイデアセンスにも期待したいところです。

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