31

ブリューゲルの名画を“拡大”して隅々まで眺める図版『ブリューゲルの世界』

ブリューゲルの名画を“拡大”して隅々まで眺める図版『ブリューゲルの世界』

『ブリューゲルの世界―目を奪われる快楽と禁欲の世界劇場へようこそ―』

  • 13 images

POPなポイントを3行で

  • 『バベルの塔』で知られる画家・ブリューゲルの拡大図版
  • 8つのテーマをもとにブリューゲル作品をじっくり見る
  • ブリューゲル一族の家系図などの特典も
16世紀にオランダで活躍した画家・ブリューゲルの58作品を掲載した拡大図版『ブリューゲルの世界―目を奪われる快楽と禁欲の世界劇場へようこそ―』が発売された。

本書は第一線で活躍する美術史家であるマンフレート・ゼリンクさんが著したものの日本語訳で、翻訳を担当したのは、東京藝術大学・大学美術館准教授の熊澤弘さん。

画家が多かったブリューゲル一族の家系図や、ブリューゲルの生涯を網羅した年表など、ブリューゲル自身に迫った特典も付属する。

【画像】『バベルの塔』を拡大! 本書の内容を先取り

風景画に隠されたモチーフを読み解く

ブリューゲルの絵画は「…たとえ頑固でしかめ面の鑑賞者であっても、彼の絵を前にすると、少なくとも口角が上がるかにやりとせずにはいられない。」(『カーレル・ファン・マンデル「北方画家列伝 注解」』より)と称されている。

またブリューゲルは、何気ない風景画の中に意味を込めたモチーフを描き込む知性にも富んでいた。

『ブリューゲルの世界―目を奪われる快楽と禁欲の世界劇場へようこそ―』より『ネーデルラントの諺』部分

『ブリューゲルの世界―目を奪われる快楽と禁欲の世界劇場へようこそ―』より『ベツヘレムの戸籍調査』部分

ベツヘレムの戸籍調査』には、厳しい寒さを乗り切ろうとする人々の姿が生き生きと描かれているが、人々の暮らす家の屋根に飾られた十字架からは、信仰心を持って冬を越そうとしていることがうかがえる。

そうしたブリューゲルの作品に潜むモチーフを、8つのテーマに基づいて読み解いていく同書では、『バベルの塔』『ネーデルラントの諺』など、ブリューゲルの手がけた数々の作品を解説つきでじっくりと眺めることができる。

8つのテーマ
・世界を見る
・騒々しい世の中
・美徳と罪
・怪物と魔物
・喜びに満ちた収穫
・目に見える機知
・顔 そして 感情
・生きる歓び

多様な絵の世界

こんな記事も読まれています

書籍情報

ブリューゲルの世界―目を奪われる快楽と禁欲の世界劇場へようこそ―

発売日
2020年12月11日(金)
定価
3,300円(税抜)
仕様
B5判変型/ソフトカバー/304ページ(フルカラー)
著者
マンフレート・ゼリンク
翻訳 
熊澤 弘
発売元
パイ インターナショナル

関連キーフレーズ

26
Share
1
LINE

KAI-YOU.netでは、ユーザーと共に新しいカルチャーを盛り上げるため、会員登録をしていただいた皆さまに、ポップなサービスを数多く提供しています。

会員登録する > KAI-YOU.netに登録すると何ができるの?

コメントを削除します。
よろしいですか?

PICK UP ITEM

編集部おすすめのアイテム

ページトップへ