筒美京平トリビュートアルバムにLiSA、生田絵梨花、西川貴教、武部聡志ら

筒美京平トリビュートアルバムにLiSA、生田絵梨花、西川貴教、武部聡志ら
筒美京平トリビュートアルバムにLiSA、生田絵梨花、西川貴教、武部聡志ら

筒美京平さん

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  • 筒美京平トリビュートアルバム『筒美京平SONG BOOK』発売
  • 武部聡志、亀田誠治、本間昭光、松尾潔、小西康陽がプロデュース
  • LiSA、JUJU、西川貴教、生田絵梨花、片岡健太らが参加
作曲家・筒美京平さんに多大な影響を受けたプロデューサーと、彼らに選ばれたアーティストによって制作されるトリビュートアルバム『筒美京平SONG BOOK』が、2021年春に発売される。

筒美京平さんの直弟子である武部聡志さんを中心に、亀田誠治さん、本間昭光さん、松尾潔さん、小西康陽さんがプロデューサーとして参加。

アーティストとしてはLiSAさん、JUJUさん、西川貴教さん、前田亘輝さん、生田絵梨花(乃木坂46)さん、片岡健太(sumika)さん、Little Glee Monsterが参加する。

今回、武部聡志さん、LiSAさんからコメントが届いている。

【画像】参加プロデューサー、アーティスト一覧

稀代のヒットメーカー・筒美京平

この10月に誤嚥(ごえん)性肺炎により、享年80歳でこの世を去った筒美京平さん。

昭和に「ブルー・ライト・ヨコハマ」「また逢う日まで」「魅せられて」「17才」「スニーカーぶる~す」「仮面舞踏会」などを手がけ、2000年代に入ってもヒット曲を制作。

長きにわたって日本ポップス界の隆盛を支えた作曲家で、2003年には紫綬褒章を受けた稀代のヒットメーカーだ。

提供:ソニー・ミュージックダイレクト

提供:ソニー・ミュージックダイレクト

昭和から平成にかけての50年間に約3000曲を作曲し、歴代作曲家シングル総売上は7560万枚を超えトップに君臨。

国民的アニメ『サザエさん』の主題歌とエンディング曲など、誰もが1度は耳にしたことがある名曲の数々を世に送り出してきた。

近年も作曲活動は盛んで、竹達彩奈さんの「時空ツアーズ」や飯田里穂さん「青い炎シンドローム」、田所あずささん「あなたの淋しさは、愛」といった声優の楽曲なども手がけてきた。

もとは生誕80年の記念企画として進行

トリビュートアルバムは、もともと筒美京平さんの生誕80年を記念する企画として本人と準備を進めていた作品だったが、コロナ禍により進行が一時ストップ。そうした状況での訃報だった。 この訃報を機に数々の楽曲が脚光を浴びるなか、遺族の意向も受け、改めて追悼盤という形で再スタート。現在、鋭意制作中だという。

また今回発表されたアーティストのほかにも大きなサプライズが控えているとのことで、今後の展開も注目される。

武部聡志、LiSAからのコメント

武部聡志さん

総合プロデューサー・武部聡志さんのコメント
このアルバムは2020年5月28日、80歳傘寿の誕生日を迎えられる筒美京平さんへのお祝いのために企画しました。いつの時代も色褪せない名曲の数々を京平さんとゆかりのあるプロデューサー、そして今、日本の音楽界の最前線で活躍しているアーティストたちが集まって賑やかなアルバムを作ろうと意気込んでいました。

今年のコロナ禍で延期されていた制作が再開された矢先に、京平さんの訃報が届きました。日本の音楽界の財産を失った喪失感と悔しさでいっぱいです。このアルバムを天国の京平さんから「あなた達なかなかやるじゃない!」と言われる様な作品に仕上げる事が僕の使命だと思っています。

世代を超えたアーティスト達によって新たに息を吹き込まれた名曲の数々を皆様にお届けするのを楽しみにしています。

LiSAさん

LiSAさんのコメント
筒美京平さんへのたくさんの尊敬と愛情と感謝を、武部さんがお話してくださいました。

愛しい人を想うこの優しい歌を、武部さんから受け取った想いをのせて歌わせていただきます。

この「人魚」は子供の頃から母が好きな曲で、当時の私と母の思い出に欠かせない楽曲です。

時を越えて、世代を越えて、時代を越えて愛され続ける筒美さんの楽曲を歌わせていただけること、とても光栄に思います。

【画像】参加プロデューサー、アーティスト一覧

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作品情報

筒美京平SONG BOOK

発売
2021年春

≪筒美京平 プロフィール≫
東京出身。元々はクラシックのピアニストを目指していたが、青山学院大学卒業後の1963年、日本グラモフォン(現・ユニバーサルミュージック)に入社して洋楽ディレクターを担当、作曲家すぎやまこういちに師事。
66年に「黄色いレモン」で作曲家デビュー。69年にはいしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」で自身初のオリコン週間1位を獲得、日本レコード大賞作曲賞を受賞した。同時期、国民的アニメ「サザエさん」の主題歌、エンディング曲も手がけている。
71年、尾崎紀世彦「また逢う日まで」で第13回日本レコード大賞。79年、ジュディ・オング「魅せられて」で第21回レコード大賞受賞。南沙織「17才」(71年)や近藤真彦「スニーカーぶる~す」(80年)、少年隊「仮面舞踏会」(85年)なども手がける。
2000年代に入ってもヒット曲を生み出し、長きにわたって日本のポップス界の隆盛を支えた。03年に紫綬褒章を受ける。
稀代のヒットメーカー・筒美京平氏は、昭和~平成にかけての50年の間に約3,000曲近くを作曲。歴代作曲家シングル総売上では、7,560万枚を超え、1位を獲得。昭和~音楽ヒットチャートを席捲、誰しもが1度は耳にしたことがある、名曲の数々を世に送り出してきた。


≪武部聡志 プロフィール≫
作・編曲家、音楽プロデューサー。
国立音楽大学在学時より、キーボーディスト、アレンジャーとして数多くのアーティストを手掛ける。1983年より松任谷由実コンサートツアーの音楽監督を担当。一青窈、今井美樹、華原朋美、JUJU、ゆず、平井堅等のプロデュース、CX系ドラマ「BEACH BOYS」「西遊記」etcの音楽担当、CX系「MUSIC FAIR」「FNS歌謡祭」の音楽監督、スタジオジブリ作品「コクリコ坂から」の音楽担当等、多岐にわたり活躍している。
斉藤由貴「卒業」、小泉今日子「夜明けのMEW」、薬師丸ひろ子「あなたを・もっと・知りたくて」など編曲。筒美京平作品とは関わりが深い。


≪亀田誠治 プロフィール≫
1964年生まれ 音楽プロデューサー・ベーシスト。
これまでに椎名林檎、平井堅、スピッツ、GLAY、いきものがかり、JUJU、山本彩、石川さゆり、MISIA、Creepy Nutsなどのアレンジ、サウンドプロデュースを手がける。
07年、15年の日本レコード大賞にて編曲賞を受賞。閏年20年、椎名林檎らと東京事変の再生を発表。
2019年から開催されているフリーイベント「日比谷音楽祭」では自身が実行委員長を務める。
筒美京平作品とは10代の頃から触れ合い、自ら「時を超えて心に残るメロディーは日本人の宝物」と称し、現在のプロデュースワーク、楽曲制作に多大な影響を受けている。


≪本間昭光 プロフィール≫
1964年生まれ。作編曲家・キーボーディスト・プロデューサー。
これまでに、いきものがかり、木村カエラ、鈴木雅之、降幡愛、ポルノグラフィティ、槇原敬之、Little Glee Monsterなど、様々なアーティストを手掛けている。
近年は「長岡米百俵フェス」キュレーターや、「関ジャム完全燃SHOW」ゲスト出演など幅広く活動している。
今年6月には、新レーベル「Purple One Star」レーベルプロデューサーとして就任し、今後の展開も要注目。
中川翔子「綺麗ア・ラ・モード」、藤井隆「絶望グッドバイ」、内田有紀「たぶん・そうね・きっと」の編曲など数々の筒美京平作品に携わっている。


≪松尾潔 プロフィール≫
早稲田大学在学中から、ジェイムズ・ブラウン単独インタビューをはじめ、豊富な海外取材をベースとした評論やラジオ・TV出演を重ね、若くしてその存在を認められる。
久保田利伸との交流をきっかけにプロデュースに携わり、平井堅、CHEMISTRY、東方神起、三代目J SOUL BROTHERSらを成功に導く。
EXILE「Ti Amo」(作詞・作曲)で日本レコード大賞、JUJU「この夜を止めてよ」(作詞)で同賞優秀作品賞、JUJU『DELICIOUS 2』(アルバムプロデュース)で日本ゴールドディスク大賞『ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー』を受賞するなど、ヒット曲・受賞歴多数。
筒美京平氏とのコラボレーションは、野口五郎、稲垣潤一、鈴木雅之、薬師丸ひろ子など多く、なかでも仲間由紀恵 with ダウンローズ「恋のダウンロード」はCMキャラクターとして異例のTOP10ヒットを記録した。


≪小西康陽プロフィール≫
音楽家。1985年、ピチカート・ファイヴのリーダーとしてデビュー。90年代の音楽ムーヴメント「渋谷系」のグループのひとつとして認知される。1995年の米国デビュー以来、海外でも多くのファンを持ち、多くの楽曲が映画・ファッションショーなどで使用された。バンド解散後も、数多くのアーティストの作詞/作曲/編曲/プロデュースを手掛ける。
2011年、PIZZICATO ONE名義で初のソロアルバム『11のとても悲しい歌』を発表。世界各国のヴォーカリストをフィーチャーした洋楽曲のカヴァー集で、日本のみならず海外20か国でもリリースされた。続く2015年発表のセカンドアルバム『わたくしの二十世紀』では、ピチカート・ファイヴ時代からのオリジナル曲に新アレンジを施し、個性豊かな11人のヴォーカリストを迎えてセルフカヴァー。2020年、ビルボードライブ東京&大阪におけるワンマンライヴの模様を収録したライヴアルバム『前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン』を発表。

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≪LiSA プロフィール≫
岐阜県出身、'11 年春ソロデビュー。
数々の人気アニメ作品の主題歌を担当し、圧倒的な熱量を持つライブパフォーマンスを武器に、国内のみならず世界中にてヒットを記録。
昨年春に配信開始したTVアニメ「鬼滅の刃」OPテーマ「紅蓮華」で平成最後・令和最初の週間デジタルシングル首位を獲得、年末には「第70回NHK紅白歌合戦」への初出場を果たす。
‘20年秋、アルバム「LEO-NiNE」と、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』主題歌シングル「炎」を同時リリースし、アルバム、シングルランキングで“W1位”を獲得、年末には2年連続となる「第71回NHK紅白歌合戦」への出場が決定。
アニソンシーンにとどまらず、数多くのロックフェスでも活躍するアーティストとして、その存在感を示している。
座右の銘:今日もいい日だっ


≪JUJU プロフィール≫
18歳で単身ニューヨークへ渡り、様々なジャンルの音楽に触れ、2004年メジャーデビュー。
「奇跡を望むなら...」がロングヒットを記録し、その後も「明日がくるなら」「やさしさで溢れるように」などのヒット曲を数多くリリース。
今年4月リリースのベストアルバム『YOUR STORY』は2020年上半期アルバムランキングにおいて女性ソロアーティスト1位を記録。
また、洋邦問わず名曲をカヴァーすることをライフワークとし、『Request』シリーズをはじめとするカヴァーアルバムも人気を博している。
10月には、自身初の男性アーティストの楽曲カヴァー『俺のRequest』をリリースしたばかり。


≪西川貴教 プロフィール≫
1970年9月19日生まれ。滋賀県出身。
1996年5月、ソロプロジェクト「T.M.Revolution」としてシングル「独裁 -monopolize-」でデビュー。キャッチーな楽曲、観る者を魅了する完成されたステージ、圧倒的なライブパフォーマンスに定評があり、「HIGH PRESSURE」「HOT LIMIT」「WHITE BREATH」「INVOKE」など大ヒット曲を連発する。2016年5月にはT.M.Revolutionデビュー20周年を迎え、オールタイム・ベストアルバムをリリース。オリコンアルバムチャートで1位を獲得し、2017年5月には20周年プロジェクトの集大成として、さいたまスーパーアリーナ2days公演を開催。
2018年からは西川貴教名義での音楽活動を本格的に開始。2019年3月に1stアルバム「SINGularity」をリリース、全国ツアーを開催。
故郷滋賀県から初代「滋賀ふるさと観光大使」に任命され、県初の大型野外ロックフェス「イナズマロック フェス」を主催、地元自治体の協力のもと、毎年滋賀県にて開催している。令和二年度滋賀県文化功労賞受賞。
NHK 2019年度後期 連続テレビ小説「スカーレット」に俳優として出演するなど、多岐に渡り新しい挑戦を続けている。


≪生田絵梨花(乃木坂46) プロフィール≫
ドイツ・デュッセルドルフ生まれ、東京都出身の23歳。
2011年8月に乃木坂46 1期生オーディションに合格。
デビュー当時から頭角を現し、大学進学の為、不参加となった9thシングル「夏のFree&Eays」以外のシングルは全て選抜メンバー入り。
10thシングル「何度目の青空か?」では初のセンターポジションを務めた。
またアイドルとしての顔だけでなく、才女としても知られる生田絵梨花。
3歳から始めたピアノでは、日本クラシック音楽コンクールに入選するほどの実力者で、歌番組でもその腕前は何度も披露されている。さらに自身が子供の頃から憧れていたミュージカル女優にも本腰を入れており、「レ・ミゼラブル」「モーツァルト!」「ロミオ&ジュリエット」など、ミュージカル界でも特に名高い作品の大舞台に立っている。
まさに二足の草鞋を履く、アイドル界のトップスターだ。


≪前田亘輝 プロフィール≫
1965年4月23日生まれ 神奈川県出身。1985年にTUBEのヴォーカルとしてデビューして以来、ヒット曲を多数送りだす一方、バンド活動と平行してソロ活動も積極的に展開。
ヒットシングル「Try Boy , Try Girl」「君だけのTomorrow」の他、マイク・ポーカロ(TOTO)、ザック・ワイルドなどUS Rockの超豪華メンバーが集結したアルバムなど、ソロ活動ならではのアプローチでTUBEとは一線を画したコンセプトの作品も制作してきた。


≪Little Glee Monster プロフィール≫
研ぎ澄ました歌声で人々の心に爪痕を残すことをテーマに結成された女性ボーカルグループ。
力強い歌声と高度なアカペラをも歌いこなす透き通ったハーモニーを武器に、2014年「放課後ハイファイブ」でメジャーデビュー。
2019年は2万5千人を動員した日本武道館公演2Days公演のほか、全国ツアー「Little Glee Monster 5th Celebration Tour 2019 ~MONSTER GROOVE PARTY~」を開催。9月リリースのシングル「ECHO」で「NHKラグビーテーマソング」を担当。
2020年2月には5枚目となるアルバム「BRIGHT NEW WORLD」をリリース。2作連続となるオリコン週間アルバムランキング1位を獲得。
9月には「NHK全国学校音楽コンクール」(通称“Nコン”)中学生の部課題曲「足跡」をシングルとしてリリース。12月にはPentatonixとのコラボ曲「Dear My Friend」をリリース。大晦日には4年連続・4回目となる「第71回NHK紅白歌合戦」への出演が決定。2021年1月からリトグリ史上最大規模となる全国アリーナツアーを開催。


≪片岡健太(sumika) プロフィール≫
2013年結成の4人組バンド、sumikaのヴォーカル、ギターを担当、楽曲の作詞、作曲も手掛ける。バンドとして、これまでアニメ、ドラマ、CM、映画に楽曲を提供し、2枚のフルアルバム「Familia」(2017年)、「Chime」(2019年)、ミニアルバム、e.p、シングル等を発売。2020年冬、第99回全国高校サッカー選手権大会応援歌「本音」で現在話題を集めている。

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