作曲家の筒美京平さん死去 「また逢う日まで」昭和歌謡から声優曲まで

作曲家の筒美京平さん死去 「また逢う日まで」昭和歌謡から声優曲まで
作曲家の筒美京平さん死去 「また逢う日まで」昭和歌謡から声優曲まで

『筒美京平自選作品集 50th Anniversaryアーカイヴス シティ・ポップス編』/画像はAmazonより

POPなポイントを3行で

  • 作曲家・筒美京平が死去、80歳
  • 「また逢う日まで」「木綿のハンカチーフ」など昭和歌謡を支えた
  • 近年は竹達彩奈、飯田里穂ら声優への楽曲提供も
作曲家・筒美京平さんが死去した。80歳だった。

自宅で病気療養を続けていたが、10月7日、誤えん性肺炎で亡くなったとNHKなどが報じている。

昭和歌謡を支えた作家として知られ、「ブルー・ライト・ヨコハマ」「また逢う日まで」「木綿のハンカチーフ」など、彼を代表する名曲は数知れない。

昭和歌謡を支えた筒美京平さん

1940年、東京生まれの筒美京平さん。

1963年に日本グラモフォン・レコード(現ユニバーサルミュージック)に入社、洋楽のディレクターとして勤務した後、66年に作家デビューする。

ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの音楽を手がけたことでも知られる作曲家・すぎやまこういちさんに師事した。

これまで、アニメ『サザエさん』の主題歌や、小泉今日子さんの「なんてったってアイドル」、松本伊代さんの「センチメンタル・ジャーニー」、近藤真彦さんの「ギンギラギンにさりげなく」、C-C-Bの「Romanticが止まらない」、KinKi Kids「やめないで,PURE」、TOKIO「AMBITIOUS JAPAN!」などのヒット曲を手がけた。

1969年に「ブルー・ライト・ヨコハマ」で日本レコード大賞作曲賞を受賞したのを皮切りに、さまざまなアワードを受賞。これまでに制作してきた数は3000曲近くにものぼるという。2003年には紫綬褒章を受章している。

竹達彩奈、飯田里穂ら声優への楽曲提供も

近年も作曲活動は盛んで、竹達彩奈さんの「時空ツアーズ」や飯田里穂さん「青い炎シンドローム」、田所あずささん「あなたの淋しさは、愛」といった声優の楽曲などを手がけてきた。

楽曲を提供された声優からは、筒美さんへの感謝を綴るコメントが上がっている。
1
2

SHARE

この記事をシェアする

Post
Share
Bookmark
LINE

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

コメントを削除します。
よろしいですか?

コメントを受け付けました

コメントは現在承認待ちです。

コメントは、編集部の承認を経て掲載されます。

※掲載可否の基準につきましては利用規約の確認をお願いします。

POP UP !

もっと見る

もっと見る

よく読まれている記事

KAI-YOU Premium

もっと見る

もっと見る

音楽・映像の週間ランキング

最新のPOPをお届け!

もっと見る

もっと見る

このページは、株式会社カイユウに所属するKAI-YOU編集部が、独自に定めたコンテンツポリシーに基づき制作・配信しています。 KAI-YOU.netでは、文芸、アニメや漫画、YouTuberやVTuber、音楽や映像、イラストやアート、ゲーム、ヒップホップ、テクノロジーなどに関する最新ニュースを毎日更新しています。様々なジャンルを横断するポップカルチャーに関するインタビューやコラム、レポートといったコンテンツをお届けします。

ページトップへ