すぎやまさんは「ドラゴンクエスト」シリーズの500曲以上に及ぶ楽曲のすべてを1人で作曲するなど、同シリーズに多大な功績を残した人物。
開発中の『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』の作曲が最後の仕事になったと、ドラゴンクエストの公式サイトでは伝えられている。
また公式サイトには、シリーズのゲームデザイナー・堀井雄二さんと、漫画家・鳥山明さんからのコメントも掲載されている。
堀井雄二さんのコメント
すぎやま先生の、あまりに突然な訃報を聞き本当に残念でなりません。
ドラゴンクエストを作って35年、その世界に、すぎやま先生は音楽という命をずっと吹き込んできてくださいました。
先生には本当に素晴らしい楽曲をいっぱい書いていただきました。
これからもドラクエは、先生の音楽とともにあります。
ユーザーの皆さんの心の中に先生は生き続けるはずです。
すぎやま先生長い間本当にありがとうございました。
堀井雄二「ドラゴンクエスト」公式サイトから
なお葬儀と告別式は親族および近親者のみで行われたとのこと。鳥山明さんのコメント
すぎやま先生の訃報を聞き、驚いています。
つい数年前にお会いした時の印象からも
いい意味で、永遠の命を持つ魔法使いのように思っていました。
ドラゴンクエストのイメージは、
当時からゲームが大好きでいらした、すぎやま先生の
素晴らしく印象的な数々の名曲によって決定付けられた。
と言っても過言ではありません。
長くご一緒に仕事をさせていただいて本当に光栄でした!
心よりご冥福をお祈りいたします。
鳥山明「ドラゴンクエスト」公式サイトから
また公式サイトには、遺族の意向と今後についても以下のように発表されている。
「ご弔間·ご香典·ご供物ご献花その他はご遠慮いただけますようお願い申し上げます。後日、皆様とのお別れの会を行う予定としておりますが、日程等につきましては未定でございます。何卒ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。」
「ドラゴンクエスト」などで知られる作曲家・すぎやまこういち
東京大学を卒業後、文化放送を経てフジテレビに入社。ディレクターとして『ザ·ヒットパレード』『新春かくし芸大会』などの番組を手がけつつ、作曲家としての活動を開始したすぎやまこういちさん。「亜麻色の髪の乙女」など多くのヒット曲、TVCM、映画音楽、東京·中山競馬場の発走のファンファーレ、マーチなど幅広いジャンルの音楽を手がけている。
「ドラゴンクエスト」シリーズの音楽を発売以来担当しており、先日幕を閉じた東京オリンピックの開会式で「ロトのテーマ」が使用されたシーンは世界中で話題になった。
名作ゲームは名曲と共に
この記事どう思う?
関連リンク
2件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:4782)
人様のコメントを転載するなら正確に
匿名ハッコウくん(ID:4781)
×計報
○訃報