「ドラゴンクエスト」シリーズの動画ガイドラインが改定 個人の収益化を解禁

「ドラゴンクエスト」シリーズの動画ガイドラインが改定 個人の収益化を解禁
「ドラゴンクエスト」シリーズの動画ガイドラインが改定 個人の収益化を解禁

POPなポイントを3行で

  • 「ドラゴンクエスト」シリーズの動画ガイドラインが改定
  • 個人が配信・動画投稿で収益を得ることが可能に
  • スクウェア・エニックスが展開する世界的なRPG
スクウェア・エニックスが展開する「ドラゴンクエスト」シリーズの動画配信ガイドラインが、本日1月14日から改定。

ガイドラインに定める動画共有サイトの収益化機能を通じて個人が収益を得る行為については、商用利用とみなさないことといたしました。つまり、「ドラゴンクエスト」シリーズ作品のプレイ動画やゲーム実況を「YouTube」等に投稿して広告収益やSuper Chat機能による収益を得ることができる、ということです。」とのメッセージも明記されています。

これにより、個人の動画配信における収益化が解禁されました。

ガイドラインは現在、初代『ドラゴンクエスト』から最新のスマホ向けアプリゲーム『ドラゴンクエストタクト』まで、シリーズの作品ごとに改定したものが公開されています(外部リンク)。

堀井雄二「ゲームはコミュニケーションツールでもある」

ガイドラインの改定に際して、公式サイトではメッセージを公開(外部リンク)。

「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親・堀井雄二さんが語った「ゲームはコミュニケーションツールでもある」という言葉を引用し、今回のガイドライン改定に対する姿勢を説明。

その文中で、個人が収益を得る行為については商用利用とみなさないと明言しています。

これにより、「ドラゴンクエスト」シリーズ作品の動画投稿・生配信によって、個人が収益を得ることが可能になりました。

またメッセージの最後では、作品ごとにガイドラインの内容が一部異なるため、ガイドラインとこれに関するQ&Aが随時更新されると明記。動画・生配信・画像を投稿をする場合には、「必ず最新のガイドラインをご確認いただき、ガイドラインに沿ったご利用をお願いいたします。」とメッセージを結んでいます。

UUUMが包括的許諾契約を締結

配信文化の浸透やコロナ禍による動画・配信需要の高まりを受けて、より盛り上がりをみせる現在のゲーム配信シーン。

これを受けて権利関係を整備する動きが進んでおり、ゲーム会社のガイドライン公開、タレント事務所との包括契約も増えている。

大手YouTuber事務所として知られるUUUMも、今回スクウェア・エニックスと「ドラゴンクエスト」シリーズ各作品をはじめとした複数作品の著作物使用に関する包括的許諾契約を締結。

UUUMはゲーム実況コンテンツにおける管理体制の強化につとめ、ゲーム市場の発展に貢献していくとしている。

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