野島伸司が原案・脚本のアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』PVに漂う期待感

野島伸司が原案・脚本のアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』PVに漂う期待感
野島伸司が原案・脚本のアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』PVに漂う期待感

『ワンダーエッグ・プライオリティ』

  • 7 images

POPなポイントを3行で

  • 野島伸司初のアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』
  • アニメの制作は「本当に久しぶりに楽しかった」
  • 監督は若林信、制作はCloverWorksが担当
脚本家・野島伸司さんが初めて原案・脚本を手がけるアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』の制作が決定。

日本テレビ・ドコモ両社の出資するコンテンツ投資会社である有限責任組合D.N.ドリームパートナーズとアニプレックスが初めてタッグを組みプロデュース。

2021年1月より日本テレビほかで放送される。

ドラマからアニメへ 野島伸司の挑戦

高校教師』『家なき子』『高嶺の花』など、話題のドラマを多く世に送り出した脚本家・野島伸司さん。

『ワンダーエッグ・プライオリティ』は、野島さんが初めてアニメ作品の原案・脚本を手がけるオリジナルアニメーションだ。
22/7「あの日の彼女たち」day08 藤間桜
監督は22/7(ナナブンノニジュウニ)のキャラクターPV「22/7 あの日の彼女たち」や『僕はロボットごしの君に恋をする』などの若林信さんが担当。

アニメーション制作は『空の青さを知る人よ』『約束のネバーランド』、『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』などのCloverWorksが手がける。

ティザーPVにはオッドアイのキャラクター

公開されたティザーPVでは、オッドアイの少女と思しきキャラクターがさまざまな表情を垣間見せる。
「ワンダーエッグ・プライオリティ」ティザーPV
わずか40秒の短い時間ではあるが、水や瞳の表現に瑞々しさや透明感が感じられ、クオリティーの高さが漂う映像だ。

「未来を変えたいなら── 今はただ選択しろ」「さぁ、自分を信じて── エッグを割れ──」という印象的なテロップは何を意味するのか。

他のスタッフやキャストなど、続報が待ち遠しい。

野島伸司「自由度の高い場所を模索していた」

「いつからかドラマにも『コンプライアンス』が侵食して、僕のような物書きは翼をもがれた感覚で、より自由度の高い場所を模索していました」

そうコメントした野島さんは、本作の制作を「今回、アニメの世界を描く場をいただき、本当に久しぶりに楽しかったです」と振り返る。

アニメ・ゲームを日本が世界に誇るエンタメと評しつつ、「リテラシーの高いアニメファンと向き合える事を嬉しく思います」と期待感を語った。

原案・脚本 野島伸司さん コメント
いつからかドラマにも「コンプライアンス」が侵食して、僕のような物書きは翼をもがれた感覚で、より自由度の高い場所を模索していました。
今回、アニメの世界を描く場をいただき、本当に久しぶりに楽しかったです。
アニメやゲームは日本が世界に誇れるエンターテインメントであり、リテラシーの高いアニメファンと向き合える事を嬉しく思います。
1月クールでお会いしましょう。

監督 若林信さん コメント
登場人物が自分に似ていってしまうことがあります。
人物を理解していこうとする過程で、自分だったらと考え始め、結果として動かしやすいように矯正してしまうのです。
なので、今回は自分だったらをやめてみました。
この子だったら?あの人だったら?
他人を理解して動かすなんて出来ませんから、 理解出来ない他人をただ見守るだけです。
どう動くのかも分からないので、 登場人物と対話できるようになれたら楽だなと日々思っています。
しかし幸いにも僕の周りには登場人物達と似た人たちが一緒にこの作品を作ってくれています。
その人たちの全てはやはり理解できませんが空気は感じられます。
その空気でこの作品を呼吸させられたら、きっと「自分だったら」の尺度を超えられる気がしています。
野島さんから託された脚本の魅力を余すことなく伝えられるように最後まで頑張ります。

企画・プロデュース 植野浩之さん(日本テレビ)コメント
ANIPLEXさんと企画会議をしている際に、「アニメ業界にも業界以外の才能を入れていかないといけない」という話が出てきまして、「例えばあの野島伸司さんがアニメーションの脚本を書くというのはどう思いますか?」と問いかけました。
そして、 創作意欲と創作能力の高い野島さんが最近のドラマ制作の中で非常に窮屈な思いを抱いている中、アニメーションというフィールドの中でどう輝くのかというのがプロデューサーとしての一つのテーマではありました。
ANIPLEXと日本テレビの共同プロジェクトとして、新進気鋭の若林監督とCloverWorksのスタッフが全身全霊で挑んだ作品となっていますので、楽しみにしていて下さい。

©️WEP PROJECT

2021年のアニメも楽しみだな~

この記事どう思う?

この記事どう思う?

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。