自主制作アニメ『鯨を夢む』(読み:くじらをゆめむ)が、インディーアニメ上映イベント「PRISMation Film Fes. 2026」で特別上映される。開催日は5月17日(日)、会場はユナイテッド・シネマ豊洲。
『鯨を夢む』は、アニメーション作家・Shuzuku(読み:しゅじゅく)さんが制作した約8分の短編アニメーション。荒廃した世界で独りの少女がラジオから流れる詩を書き留め、その声の主を探して旅する姿を描く。
YouTubeで公開中の本作は、「高知アニメクリエイターアワード2025」でグランプリを受賞。詩人役の声優を漫画家/アニメーターの大童澄瞳さんが担当していることでも注目を集めている。
ラジオから流れる“詩”を辿る少女の旅『鯨を夢む』
『鯨を夢む』の舞台は、草木に覆われた高架橋や、打ち捨てられた列車、主のいない漁船が残る荒廃した世界。
少女は、ラジオから流れてくる誰かの詩を書き留めながら、その声の主を探して旅を続けている。
自主制作アニメ『鯨を夢む』/画像はYouTubeより
ラジオから流れてくる詩を書き留めながら旅する少女/画像はYouTubeより
作中では、「私はクジラの中にいる」「この声は誰かに届いているのかな」といった言葉が印象的に語られる。
静かな廃墟の風景と、誰かに届くことを願う声が重なり合う、叙情的なロードムービー作品だ。
少女の旅する荒廃した世界/画像はYouTubeより
新海誠、見里朝希、玉川真吾らの作品と並ぶ上映企画
Shuzukuさんは、イラストレーター/アニメーション作家として活動。『BanG Dream!』プロジェクト発のバンド・MyGO!!!!!のアートワークなども手がけている。
『鯨を夢む』は、京都精華大学マンガ学部アニメーションコース在学中に制作された卒業制作作品。「高知アニメクリエイターアワード2025」ではグランプリを受賞した。
『鯨を夢む』が上映される「PRISMation Film Fes. 2026」は、ABEMAによる次世代アニメクリエイター支援プロジェクト「Project PRISMation」初のリアルイベント。
イベントでは、新海誠監督『彼女と彼女の猫』、見里朝希監督『マイリトルゴート』、玉川真吾監督『PUPARIA』など、インディーアニメや自主制作アニメを中心とした23作品を上映する。
『鯨を夢む』は、第1部のみの特別上映作品としてラインナップされている。
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