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山本英夫『ホムンクルス』実写化 人間の歪みを“異形”として描くカルト漫画

山本英夫『ホムンクルス』実写化 人間の歪みを“異形”として描くカルト漫画

山本英夫『ホムンクルス』(小学館ビッグスピリッツコミックス刊)

POPなポイントを3行で

  • 山本英夫のカルト漫画『ホムンクルス』が実写映像化
  • 左目から覗く人間の心のゆがみ「ホムンクルス」
  • 9月18日(金)まで「マンガワン」で全巻一気読みできちゃう
2003年から2011年まで『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載されていた、山本英夫さんによる漫画『ホムンクルス』が2021年に実写映像化されることが決定した。

累計発行部数は400万部を誇り、完結から10年近く経つ現在でもカルト的人気を集めている同作。人間の心のゆがみが具現化した異形のもの「ホムンクルス」が実写ではどのように描かれるのだろうか。

映画化決定にあわせて、漫画アプリ「マンガワン」にて、9月18日(金)まで同作の一気読みキャンペーンが実施されている。この機会に予習・復習を兼ねて読んでみよう。

人間の心の内を暴き出す衝撃作

山本英夫『ホムンクルス』

『殺し屋1』『新・のぞき屋』などで知られる山本英夫さんの漫画『ホムンクルス』は、新宿の公園周辺でホームレス生活を送る男・名越進が主人公の物語。

高額な報酬を受け取る代わりに、頭蓋骨に穴を開ける実験「トレパネーション」を受ける名越。

すると、自身の左目に、人間が心の内に秘めている闇や邪(よこしま)な気持ちが「ホムンクルス」という形を成して見えるようになってしまう。

作者の山本さんは、この作品を描くにあたって実際に西新宿でホームレスとして暮らしたり睡眠療法について学んだりと、実体験と綿密な取材を重ねたという。

人間の欲望や心の深部にまで踏み込み、人間の本質に迫る描写とストーリーが話題を呼んだ同作だが、公園で生きる人々の生活が生々しく描かれている点も、読者に強い印象を残している。

そうして情熱を傾けてつくり上げた同作の実写映像化について、山本さんは「ロボット、砂の化け物、水の器、、、造形は無機質ですが、それは潜在意識の集合体であり、人間より人間臭さが詰まった化け物たちです。実写でどう描かれるのか、とっても楽しみです!」とコメントしている。

『ホムンクルス』の実写映像化、とても嬉しいです!
ロボット、砂の化け物、水の器、、、
造形は無機質ですが、それは潜在意識の集合体であり、人間より人間臭さが詰まった化け物たちです。
実写でどう描かれるのか、とっても楽しみです! 山本英夫さんよりコメント

なお9月11日(金)には、山本さんが2014年より連載していたヒーロー漫画『HIKARI-MAN』の完結8巻の単行本が発売される。

©山本英夫/小学館

楽しみすぎる映像化の話題

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