アニメ・実写映画と人気を博してきた漫画『銀魂』の、本当に最後と言われる劇場版アニメ『銀魂 THE FINAL』。
15年間続く人気シリーズのラストとして2021年1月8日(金)に公開される同作のために、原作者・空知英秋さんが新たなビジュアルを描き下した。
「バイバイ、銀さん」──というお別れの言葉とともに描かれるのは、総勢34名のキャラクターたち。
銀さん、新八、神楽、定春、近藤、土方、沖田、桂、高杉、妙、お登勢、キャサリン、たま、九兵衛、神威、星海坊主──。
彼らは「もうこれで卒業!」と言わんばかりに、思い出の品を青空に投げる。その先には、マダオやエリザベス(!?)の姿も確認できるのだが。
なお空知さんは、ビジュアル以外にも様々な形で劇場版に全面協力するという。
まさかの全員集合卒業ビジュアルに、15年間の思い出が一気に溢れそうになる人をはじめ、様々な感情を呼び起こしそうな『銀魂』。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)で2004年に連載を開始、シリーズ累計発行部数は5500万部。長きにわたり話題に事欠かない作品としてお茶の間を楽しませてきた。
テレビアニメ『銀魂』は2006年に放送開始、2018年まで全367話を放送。
さらにアニメ映画『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』と『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』、実写映画『銀魂』と『銀魂2 掟は破るためにこそある』の4本の興行収入はあわせて100億円を突破している。映画『銀魂 THE FINAL』特報
ラストを飾るであろう『銀魂 THE FINAL』では、ファンにはお馴染みである原作漫画の初代担当・現『週刊少年ジャンプ』の大西恒平メディア担当編集長が担当にカムバック。
大西さんは、2019年6月に連載を終了した原作者・空知さんの近況についてコメント。それは、規則正しい生活を送り、長生きしようとしているというものだった。
監督/脚本は、テレビシリーズ第3期から監督をつとめる宮脇千鶴さん。劇場版前作『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』の監督だった藤田陽一さんは監修を担当する。映画『銀魂 THE FINAL』~俺たちのスーパーステージ~
思えばアニメ『銀魂』は、掟破りかつ限界突破な表現でアニメ界の常識を覆すべく、良くも悪くも挑戦という名のやりたい放題を行ってきた。
有名アニメや漫画のパロディ、劇中に施された大量のモザイク処理はかわいいもので、度重なる「終わる終わる」詐欺、まったく反省の色を見せない謝罪の数々。
ようやく迎えたテレビシリーズ最終回は、エピソードの途中で突然の終了。原作の方も、連載終了を告知しながら終わらず、最終的には『ジャンプ』本誌を離れ、アプリで最終回を迎えた。
これだけ読者・視聴者・ファンを振り回した挙げ句の果てに公開される『銀魂 THE FINAL』。
空知さんが描き下ろしたビジュアルからは壮絶なお祭り感が漂うが、ここまで盛り上げまくっても公開されるまで内容が予測できないのが正直なところ。
それでも、少しでも『銀魂』に触れたことがある人なら、何をしでかすかわからないアンタッチャブルな作品のラストランから、目が離せないはずだ。
同時配布されるチラシの裏面には、過去の場面写真が散りばめられ、これまでの謝罪の歴史の振り返りが掲載。
きれいな思い出と共に、謝罪に至った行いのすべてを洗い流すつもりなのだろうか。真意はわからない。
ストーリーの詳細、一新されるというキャラクターデザインなどなど、気になるすべてを確認するためには、結局は劇場に足を運ぶしかなさそうだ。
©空知英秋/劇場版銀魂製作委員会
15年間続く人気シリーズのラストとして2021年1月8日(金)に公開される同作のために、原作者・空知英秋さんが新たなビジュアルを描き下した。
「バイバイ、銀さん」──というお別れの言葉とともに描かれるのは、総勢34名のキャラクターたち。
銀さん、新八、神楽、定春、近藤、土方、沖田、桂、高杉、妙、お登勢、キャサリン、たま、九兵衛、神威、星海坊主──。
彼らは「もうこれで卒業!」と言わんばかりに、思い出の品を青空に投げる。その先には、マダオやエリザベス(!?)の姿も確認できるのだが。
なお空知さんは、ビジュアル以外にも様々な形で劇場版に全面協力するという。
SF人情なんちゃって時代劇コメディー『銀魂』
本当に、今度こそ本当に終わるんだろうな……!(終わっちゃうの?)まさかの全員集合卒業ビジュアルに、15年間の思い出が一気に溢れそうになる人をはじめ、様々な感情を呼び起こしそうな『銀魂』。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)で2004年に連載を開始、シリーズ累計発行部数は5500万部。長きにわたり話題に事欠かない作品としてお茶の間を楽しませてきた。
テレビアニメ『銀魂』は2006年に放送開始、2018年まで全367話を放送。
さらにアニメ映画『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』と『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』、実写映画『銀魂』と『銀魂2 掟は破るためにこそある』の4本の興行収入はあわせて100億円を突破している。
初代担当編集「空知先生は無駄に長生きしようとしている」
大西さんは、2019年6月に連載を終了した原作者・空知さんの近況についてコメント。それは、規則正しい生活を送り、長生きしようとしているというものだった。
『銀魂 THE FINAL』では、すでにキャラクターデザインが一新されることが発表されているが、新たに、オリジナル要素を加えつつ原作のラストをベースに制作が進んでいることも明らかに。「週刊少年ジャンプ」大西恒平メディア担当編集長 コメント
ONE PIECE担当して、編集長にまでなって、出世コース邁進してウハウハだったんですが、なんの因果かこのタイミングで、また最悪の戦場に戻ってきてしまいました...。責任とりたくないよ、恐いよ...。
最近の空知先生は、連載してないし、コロナだしで、やること無いから、筋トレして、禁煙して、規則正しい生活を送って、無駄に長生きしようとしてます。
監督/脚本は、テレビシリーズ第3期から監督をつとめる宮脇千鶴さん。劇場版前作『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』の監督だった藤田陽一さんは監修を担当する。
終わりそうで終わらない『銀魂』の挑戦
有名アニメや漫画のパロディ、劇中に施された大量のモザイク処理はかわいいもので、度重なる「終わる終わる」詐欺、まったく反省の色を見せない謝罪の数々。
ようやく迎えたテレビシリーズ最終回は、エピソードの途中で突然の終了。原作の方も、連載終了を告知しながら終わらず、最終的には『ジャンプ』本誌を離れ、アプリで最終回を迎えた。
これだけ読者・視聴者・ファンを振り回した挙げ句の果てに公開される『銀魂 THE FINAL』。
空知さんが描き下ろしたビジュアルからは壮絶なお祭り感が漂うが、ここまで盛り上げまくっても公開されるまで内容が予測できないのが正直なところ。
それでも、少しでも『銀魂』に触れたことがある人なら、何をしでかすかわからないアンタッチャブルな作品のラストランから、目が離せないはずだ。
『銀魂 THE FINAL』すべては劇場で明らかになるはず
今回新たに発表されたビジュアルは、8月22日(土)から上映予定劇場(一部を除く)で順次掲出が開始される。同時配布されるチラシの裏面には、過去の場面写真が散りばめられ、これまでの謝罪の歴史の振り返りが掲載。
きれいな思い出と共に、謝罪に至った行いのすべてを洗い流すつもりなのだろうか。真意はわからない。
ストーリーの詳細、一新されるというキャラクターデザインなどなど、気になるすべてを確認するためには、結局は劇場に足を運ぶしかなさそうだ。
©空知英秋/劇場版銀魂製作委員会
『銀魂』だから(おそらく)許されてきた展開
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