ZOCが活動休止へ 戦慄かなの卒業を巡る騒動を受けて大森靖子が発表

ZOCが活動休止へ 戦慄かなの卒業を巡る騒動を受けて大森靖子が発表
ZOCが活動休止へ 戦慄かなの卒業を巡る騒動を受けて大森靖子が発表

ZOC/画像はオフィシャルサイトより

POPなポイントを3行で

  • アイドルユニット・ZOCが活動休止を発表
  • 大森靖子と元マネジメント会社社長がコメント
  • 戦慄かなの卒業を巡る騒動が収束へ
アイドルユニット・ZOC(ゾック)が7月19日(日)に開催するオンラインサイン会をもって活動休止することを発表した。

オフィシャルサイトとTwitterでは、実質的なプロデューサーでメンバーでもある大森靖子さんと、マネジメント業務を担当していた株式会社ekoms代表取締役・櫻井健太さんがコメントを寄せている。

ZOCと戦慄かなのさん

ZOCは、「共犯者」を名乗るシンガーソングライターの大森靖子さんが結成した、藍染カレンさん、香椎かてぃさん、西井万理那さん、巫まろさんによるアイドルユニット。

元メンバーの戦慄かなのさんは「少年院あがり」という異例の経歴と強烈なキャラでグループを牽引。マツコ・デラックスさんがMCをつとめるテレビ番組「アウト×デラックス」などへの出演をきっかけに、大きな人気を博していた。
戦慄かなの -ZOC Member interview 私がZOCになるまで
ZOC「family name」Music video
妹の頓知気さきなさんとの姉妹ユニット・femme fataleとしても活動。

また、2019年には、自身の経験をもとに育児放棄や児童虐待された子供をサポートするNPO法人「bae(ベイ)」を立ち上げるなど、多方面でも精力的な活動を行なっている。 一筋縄ではいかないメンバーの中でも、あけすけな言動が目立つ戦慄かなのさん。順風満帆に見えた彼女がZOC卒業となったのは7月8日のことだった。

「ZOCのメンバーとして今後も活動を両立してゆくことが困難になり、ずっと悩み続けていましたが、今回『卒業』という選択をしました」と、自らグループを離れる決断をしたことを発表。

しかしその後ネット上で、戦慄かなのさんや現メンバーらが、彼女の卒業の経緯や理由などを巡って対立。その騒動はTwitterに留まらずYouTubeにも飛び火。ZOC以外の関係者をも巻き込んで、根拠のない様々な憶測が飛び交う事態に発展していた。

大森靖子「受け取り方や切り取り方によって、必ず誰かが傷つきます」

7月8日に戦慄かなのさんの卒業と同時に、株式会社ekomsによるマネジメント業務終了も発表されていたZOC。

7月15日、前述の騒動を踏まえて、再び、大森靖子さんとekomsの櫻井健太さんが正式にコメントを発表した。

大森靖子さんは、8日の発表以降、ファンから「真実を教えてほしい」という声が届いていることに触れつつ、「申し上げたい事は多々ありますが、ひとつしかない事実でも、受け取り方や切り取り方によって、必ず誰かが傷つきます」と、具体的なコメントについては差し控える意向を明らかにした。

活動休止の理由については、「今回の反省と、これから新たに活動していく為の準備期間」と説明。「今回のことをしっかり受け止め、準備完了次第、また精力的に活動していこうと考えております」と今後についてコメントしている。

戦慄かなの卒業は「コンプライアンスに支障をきたす可能性」

7月8日の時点でZOCからは離れているekomsの櫻井健太さんも改めて、戦慄かなのさんの卒業発表および、マネジメント業務終了について、経緯を説明した。

「ZOCのマネジメント業務終了、戦慄かなの卒業発表により、ファンの皆様を不安にさせてしまっていること、世間の皆様をお騒がせしてしまっていること、改めてこの場をお借りしてお詫びいたします」と謝罪。

マネジメント業務終了は、「ZOCというグループの構造上ゆえに生じる意見の相違など、今後弊社がリスクを負いながら活動を管理するには困難となり、弊社の受け持つ業務として不適当なものと判断」したと説明。

戦慄かなのさんの卒業に関しては、「弊社のマネジメント理念に沿ったコンプライアンスに支障をきたす可能性が発覚したため、プロデューサー、メンバー、本人とも十分な話し合いの上、グループ卒業という決断に至りました」とコメントしている。

戦慄かなのさんもツイート「しばらく休みます」 騒動は収束へ

大森さんのコメントの通り、起こった事実はいつも一つしかないが、それをどの立場からどう受け止めるか、人によって真実は大きく異なってしまう。

当事者たちによって巻き起こってしまった騒動だったが、それが広がり根拠のないデマや誹謗中傷なども散見され、成り行きを見守ってきた多くのファンもまた心を痛めてきた。

大森さんは発表を、こんな言葉で締めている。

「未熟な私達ですが、ひとつひとつ学ばせていただきながら、想像力と愛情を持って人間の言葉や音楽に込められた膨大な気持ちや歪みの全てと向き合い、優しい世界をつくる努力を続けます。そして応援してくださっている方に、真摯に活動することでお返しさせていただきます」大森靖子さんの発表コメントより

本日7月16日には、戦慄かなのさんも「色々心配かけちゃってごめんなさい」とツイート。

「私はみんなを裏切るようなことは絶対にしてないし今後もするつもりはありません、約束します」とした上で、「少し疲れてしまったので、しばらく休みます。また必ず戻ってきます。待っててね」と投稿している。

今回の発表で終止符を打ち、不毛な騒動が終息し、双方が活動再開に向けて前に進むきっかけになるか。

輝くタレント性

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