本書は2014年1月に台湾で発売され、台湾史上初の女子高生の制服をテーマとしたイラスト集として話題となった。
台湾北部に実在する高校54校の制服のほか、チア服や剣道着などの部活動のユニフォームを纏った女子高生を描いた100枚以上のイラストがオールカラーで収録されている。
各校の制服を詳細に紹介
そのほか、「スカートは原則膝上指三本分の長さ」、「靴下はくるぶし以上膝下までの長さの無地のもの」といった各校の着用方法に関する校則も事細かに紹介されている。
蚩尤さんは、各校の先生や生徒への綿密な取材を元に2年以上の歳月をかけてこのイラスト集を完成させたという。
看護学校の制服も!
生き生きと部活動に励む様子も
台湾の制服の歴史をたどる
「台湾籍の女学生は漢族の伝統服に日本の袴を合わせたものを、日本籍の女学生は小振袖に袴を合わせたものを制服としていた。」(本書より)
あとがきによると、今後は台湾南部や中部の女子高生制服図鑑も刊行する予定で、2015年初めに刊行予定の『制服至上2』では、台湾の名所旧跡など、より多くの背景要素も取り入れられるとのこと。今後の刊行も楽しみだ。
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