空間に侵食されたように見える人物を形づくるブルーノさんの作品は、場所によってさまざまな背景と合わせて楽しめるようになっている。ツイッターで初めて見て驚いた、体のパーツが無くて向こう側が透けて見える彫刻。鞄で上手く上半身と下半身を繋げてて凄いなぁと思った事だけど、作者がモロッコ出身でフランス在住のブルーノ・カタラーノと言う彫刻家だと言う事が分かった。人気が有ってか同じデザインは各地に設置されているようだ。 pic.twitter.com/JN7KRZWKHP
— Green Pepper (@r2d2c3poacco) December 10, 2019
亡命の経験を作品に反映させる
ブルーノ・カタラーノさんは、1960年にモロッコに生まれた彫刻家。家族とともに1975年にフランスのマルセイユに亡命。18歳で船乗りになり、その後電気技師に転職するも、30歳の時に芸術と彫刻に触れアーティストとしてキャリアをスタートしている。
話題になっている彼の代表的な作品シリーズ「旅行者」は、亡命の経験したブルーノさんの、より良い明日を求めて絶え間なく探求を続ける遊牧民的な考えを表しているという。
2005年にパリのあるギャラリーオーナーに見い出された彼の作品は、現在パリ、ニューヨーク、シンガポール、カンヌなどのギャラリーに展示されている。
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