映画『この世界の片隅に』最新作 美しき四季を描いた場面カット解禁

映画『この世界の片隅に』最新作 美しき四季を描いた場面カット解禁
映画『この世界の片隅に』最新作 美しき四季を描いた場面カット解禁

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』場面写真

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POPなポイントを3行で

  • 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』場面写真が解禁
  • 主人公・すずたちが暮らす世界の美しく描かれた四季
  • 250カットを超える新エピソードでキャラの心の内を描く
片渕須直監督による『この世界の片隅に』の新作映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の場面カットが公開された。

新たに公開されたのは、美しく描かれた四季の場面写真6点。

女優ののんさんが声優をつとめる主人公・すずが嫁いだ北条家が揃って花見をした春、すずと親戚の子ども・晴美で小松菜の種を蒔いた初夏、すずと周作が赤とんぼを見上げた秋、そして雪の多い昭和20年の冬と、それぞれの季節が色彩豊かに描かれている。

同作は12月20日(金)から公開される。


『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』場面カットを見る

いまだ上映が続く『この世界の片隅に』

映画『この世界の片隅に』予告編
『この世界の片隅に』は、第二次世界大戦下の広島県は呉(くれ)に嫁いだ18歳の少女・すずが主人公の物語。戦時下の過酷な状況にあっても、工夫を凝らしてたくましく生きる人々を描く。

2016年11月に公開されると、その年の日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞や、フランス・アヌシー国際アニメーション映画祭最優秀作品賞など、国内外で70以上の賞を受賞。

大きな反響と深い感動を呼び、上映が始まってから1000日以上経った今でも映画館で上映が続けられている作品だ。

登場人物たちの心の内に迫る新作

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』予告編
最新作『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』では前作に250カットを超える新たなエピソードが加わる。

新しく追加された場面では、主人公のすずと遊女・リン、そしてすずの夫である周作の3人が抱える心の内にある秘密を描く。 戦争のなか生きる人々の「生活」に迫った前作に、人物たちの「心情」が加わって、キャラクターの知られざる一面が浮き彫りになりそうだ。

今回公開された四季折々を描いた場面カットとともに、すずたちの心に近づける最新作の公開を楽しみに待ちたい。

(c)2019 こうの史代・双葉社 / 「この世界の片隅に」製作委員会

こっちの公開も待ち遠しい

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作品情報

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』

公開日
2019年12月20日(金)より
テアトル新宿・ユーロスペース他全国公開
原作
『この世界の片隅に』/こうの史代(双葉社刊)
企画
丸山正雄
監督補・画面構成
浦谷千恵
キャラクターデザイン・作画監督
松原秀典
美術監督
林孝輔
音楽
コトリンゴ
プロデューサー
真木太郎
監督・脚本
片渕須直

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