虚淵玄が原案のロボットアニメ『OBSOLETE』 YouTubeで配信

YouTube「OBSOLETE - TEASER」

POPなポイントを3行で

  • 虚淵玄原案・シリーズ構成のアニメ『OBSOLETE』
  • YouTube Originalsで2019年12月に配信
  • 制作はCGアニメーションスタジオ・武右ェ門
シナリオライター/小説家の虚淵玄(うろぶちげん)さんが原案・シリーズ構成を担当するロボットアニメ『OBSOLETE』(オブソリート)が制作。

12月に「YouTube Originals」としてYouTubeのバンダイナムコアーツチャンネルで配信される。

制作は新進気鋭のCGアニメーションスタジオ・武右ェ門が担当。情報解禁にあわせてティザー映像とティザービジュアルが公開された。

世界を変えるエグゾフレーム『OBSOLETE』

『OBSOLETE』(オブソリート)/画像は公式Twitterより

リアルロボットアニメーションと称された本作。地球に来訪した異星人・ペドラーとの交易によって提供されたテクノロジーで生み出された、汎用人型機械「エグゾフレーム/強化型異星生物有機体構造体」が物語の鍵となりそうだ。

公式サイトでは以下のように物語のプロットが記されている。

2014年、突如現れた異星人は、人類に対して「交易」を要求。
彼らが石灰岩の対価として地球にもたらしたのは、
意識制御型汎用ロボット「エグゾフレーム」だった。
戦闘機よりも戦車よりも銃よりも安価で、誰でも簡単に乗りこなすことができる「エグゾフレーム」は、
またたくまに拡散し、世界を変えていく――。

虚淵玄と武右ェ門のタッグ

虚淵玄さんは、『魔法少女まどか☆マギカ』『Fate/Zero』などを代表作にもつシナリオライター・小説家。パソコン用のゲーム制作・デザイン会社のニトロプラスの取締役でもある。

制作を手がける武右ェ門は、『スチームボーイ』『FREEDOM』『SHORT PEACE』を手がけたサンライズ練馬スタジオのCGスタッフとともに設立されたCGアニメーションスタジオ。

あにめたまご2016出品作品『風の又三郎』では、2017キネコ国際映画祭日本作品短編部門グランプリを受賞。本作が初のシリーズ作品となる。

監督は白土晴一と山田裕城

監督をつとめるのは山田裕城さんと白土晴一さん。山田さんはCGデザイナーとして、スタジオジブリ、サンライズエモーションスタジオを経て、2014年より武右ェ門に所属。前述の『風の又三郎』で監督デビューしている。

白土さんは、アニメ、ゲーム、マンガ、小説の設定考証を多数手掛ける。代表作はアニメ『ヨルムンガンド』『ジョーカー・ゲーム』『ドリフターズ』『プリンセス・プリンシパル』などがある。 Netflix、Amazon Primeなど、ストリーミングサービス制作のオリジナル作品が数多く生み出される中、YouTube Originalsの本アニメ作品の制作は大きな意味がありそうだ。

ドラマ作品においては、YouTube Originalsは『Cobra Kai』はおもにアメリカで大きな成功を収めている。YouTubeの本格参戦で、ストリーミングプラットフォームのコンテンツ戦争はさらに激化の様相を呈していくかもしれない。

「競争相手は睡眠時間」のストリーミングサービス

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作品情報

OBSOLETE (オブソリート)

原案・シリーズ構成
虚淵玄(ニトロプラス)
監督
山田裕城、白土晴一
アニメーション制作
武右ェ門
配信
2019年12月配信予定

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