主人公の声を担当するのは俳優・志尊淳さん。共演には『DEATH NOTE』夜神月役の宮野真守さん、『進撃の巨人』エレン・イェーガー役の梶裕貴さん、『甲鉄城のカバネリ』生駒役の畠中祐さんと、荒木監督作の主演声優陣が集結した。
脚本には『魔法少女まどか☆マギカ』の虚淵玄さん、キャラクターデザイン原案に『DEATH NOTE』の小畑健さん、音楽は『プロメア』の澤野弘之さんが担当する。
世界に降り注いだ泡「バブル」によって重力が壊れた東京を舞台に、パルクールバトルに興じるヒビキが、不思議な力を持つ少女・ウタと出会い、世界を変える真実へと向き合っていく物語。
解禁された特報映像には荒廃したビルからビルへと飛び移るヒビキが登場。荒木監督が『進撃の巨人』で見せた立体機動アクションを彷彿させる、ダイナミックなアニメーションが確認できる。
重力も、運命も、超えるグラビティ・アクション
小畑さんが描き下ろしたティザービジュアルはリアルと幻想が入り混じる印象的な1枚。さかさまになって水没した渋谷を背景に、空に浮かぶバブルを掴む少女・ウタの姿が描かれている。美麗な景色の数々が、作画記述やアクションワークと融合し、本編でどのように描かれるのか。冒頭に紹介した特報映像でもその一端を見ることができる。
バブルによって海に沈み、時が止まった都市・東京をバックに、『進撃の巨人』や『スパイダーマン』の映像にも通じる高い没入感をもった映像美は圧巻。
躍動感たっぷりのアニメーションと、パルクール中のキャラクターの周囲をダイナミックに動き回るカメラワークは、グラビティアクションと呼ぶにふさわしい。
実力派声優が集結!キャストが明らかに
主人公・ヒビキの声を務めるのは、2011年にミュージカル「テニスの王子様」で俳優デビューを果たし、2014年に特撮ドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』で主演に抜擢され、その後ドラマ・映画・舞台で活躍中の俳優・志尊淳さん。そんな志尊さんアフレコを経て、荒木監督は「志尊淳さんとお仕事できたのは光栄でした!穏やかな中に芝居への情熱と、高い技術が感じられました。繊細でちょっと近づきがたい主人公ヒビキを、見事に演じて頂きました。」とコメントしている。
■荒木哲郎監督コメント
長年ひっそりと作っていましたが、ようやくお披露目できることを嬉しく思います。
自分のお馴染みの皆さんと、一番得意なことを存分にやりました。ワクワクする絵がたくさん上がっています。楽しんでいただけるかと思います!爽快なアクションや、美しい背景美術はもちろんのこと、今回はさらに、思いもよらないところに皆さんを連れていけると良いなと思っています。早くお見せしたい!よろしくお願いします!
■虚淵玄[ニトロプラス](脚本)さんコメント
荒木さんとご一緒に何か面白い作品を作りたい、という所から始まって、人魚姫モチーフの物語で「少女が恋した末に泡になる」のを「泡が恋して少女になる」に組み替えてはどうか? というアイディアになり、小畑さんをはじめたくさんの魅力的なスタッフが集結。まさに無数の泡が集まって一つの大きなうねりになっていくような、刺激的な体験でした。
■志尊淳(ヒビキ役)さんコメント
アニメ界のとてつもなく素晴らしいクリエイターの皆様とのお仕事。
こんな大役、自分に務まるのか。お話を頂いた時はその気持ちでいっぱいでした。
ですが、作品を見させて頂き、この作品の中で生きられることを想像する度、高揚したのを覚えています。
アフレコをしてみて、アニメーションがどのような工程を踏んで作られていくかを間近で見させて頂き、
その計り知れない労力にしっかりと色を加えられるよう、できる限りに演じました。
これは本当に沢山の方々に見て頂きたいです。こんな素晴らしい作品に携われたこと、幸せに思います。
■宮野真守さんコメント
「荒木哲郎×虚淵玄×小畑健」という夢のような企画に出演できる事…、本当に嬉しく思っています。みなさまにはとてもお世話になっておりまして、宮野のターニングポイントになる作品ばかりなんです。そして、今回も作中では、また「新たなチャレンジ」をさせていただいております。丁寧に丁寧に、演出していただき…心から、有意義に感じる時間でした。『バブル」はとてもピュアで美しい作品です。ご覧になってくださる皆様に、映画を通して、暖かい感情を届けられればと思っております。どうぞ、完成を楽しみに待っていてください!
■梶裕貴さんコメント
劇場アニメーション『バブル』製作、おめでとうございます!荒木哲郎監督作品ファンの一人として、完全新作に触れられること…そして、役者として参加させていただけることを心から幸せに思います。僕という声優を形成する細胞には、確実に"荒木ゲノム"が組み込まれています。今回のこの『バブル」では、どんな潜在的アイデンティティを引き出してもらえるのか…個人的に、ものすごく楽しみです。きっと、新しいアニメーション体験をさせていただけるはず。作品の完成、そして公開を、胸を高鳴らせながら今しばらくお待ちください!
©2022「バブル」製作委員会■畠中祐さんコメント
荒木さんともう一度仕事ができる、こんなに嬉しいことはありません。
カバネリでご一緒させてもらった時、とんでもなく熱量の高い現場で、荒木さんが、僕ら役者に、丁寧に丁寧に向き合ってくださって、本当にその記憶が忘れられません。
そんな荒木さんがガチで作る映画『バブル』が、面白くないわけないのです!!!とんでもないクオリティで、最高にドラマチックな瞬間を届けてくださること間違いなし!!!是非みなさん、劇場に足を運んでいただければ幸いです!!!よろしくお願いします!!!
日本のアニメを支えるクリエイター
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作品情報
バブル
- 監督
- 荒木哲郎
- 脚本
- 虚淵玄[ニトロプラス]
- キャラクターデザイン原案
- 小畑健
- 音楽
- 澤野弘之
- 制作スタジオ
- WIT STUDIO
- 声の出演
- 志尊淳 宮野真守 梶裕貴 畠中祐
- 配給
- ワーナー・ブラザース映画
- 公開日
- <劇場版>2022年5月13日(金)全国公開
- <NETFLIX版>2022年4月28日(木)全世界配信
重力が壊れた東京で、少年と少女の想いが引かれ合う――。
本作の舞台は世界に降り注いだ泡〈バブル〉で、重力が壊れた東京。
ライフラインが閉ざされた東京は家族を失った一部の若者たちの遊び場となり、ビルからビルに駆け回るパルクールのチームバトルの戦場となっていた。
ある日、危険なプレイスタイルで注目を集めていたエースのヒビキは無軌道なプレイで重力が歪む海へ落下してしまった。
そこに突如現れた、不思議な力を持つ少女ウタがヒビキの命を救った。そして、2人にだけ特別な音が聞こえた…。
なぜ、ウタはヒビキの前に現れたのか。二人の出会いは、世界を変える真実へとつながる。
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