2016年から開催されているこのイベントはこれまでに、乃木坂46や大沢伸一さんなどのアーティストらを招いてきたが、今年のテーマは「国宝をアニメートする」。
10月25日(金)から12月8日(日)にかけて世界に誇るアニメーションを通じて京都、伝統文化、そして北野天満宮の魅力を発信していく。
北野天満宮と初音ミクのコラボ
キービジュアルは初音ミクのデザイン、イラストにおいて多くの実績を持つイラストレーター・Rellaさんが担当。1607年に豊臣秀頼が建立したとされる「三光門」をバックにした情緒的な初音ミクを描いている。
森倉円ら人気イラストレーターが国宝を新解釈
現代版 北野天神縁起絵巻
大きな目玉は、森倉円さん、藤ちょこさん、六七質さん、タカヤマトシアキさん、LM7さん、賀茂川さん、6人の人気イラストレーターを「イラストの名人=画仙」と称し、「六画仙」として国宝『北野天神縁起絵巻』を新たに解釈した『現代版 北野天神縁起絵巻』。
平安時代の和歌の名人「三十六歌仙」にちなんで、令和元年の「三十六画仙」を選出。4000万人の会員を有するpixivで描かれるイラストのうち入選した36点を発表、展示、そして奉納する。
ソードアート・オンラインと太古のファンタジーがコラボ
宝物殿にて北野天満宮の貴重な国宝をはじめ曼荼羅や刀剣が一挙公開し、『ソードアート・オンライン』と北野天神神話の類似点をもとに、「ソードアート・オンライン」の主人公・キリトやアスナ達が解説。
また、北野天満宮を舞台に繰り広げられるオリジナルサウンドドラマも展開。書き下ろしイラストを使用した限定グッズの販売も行う予定だ。
さらに、“いけばなの根源”である華道家元池坊による磨きぬかれてきた伝統文化とアニメーションの競演による、革新的な生け花の特別展示も実施。
いずれもこの機会にしか体験できない貴重なイベントになりそうだ。
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Art by Rella (C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
(C)2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project
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