YouTubeは8月30日(金)、9月から段階的に1,000人以上のチャンネル登録者を持つすべてのクリエイターのチャンネル登録者数表示を簡略する。
ただし、クリエイター自身は引き続き、動画の管理画面である「YouTube Studio」と「YouTubeアナリティクス」で詳細なチャンネル登録者数を見ることができる。
例えば、4,227人チャンネル登録者がいる場合は4,230人に達するまで、一般公開される数字は「4220人」。133,017人チャンネル登録者がいる場合、134,000人に達するまで、一般公開される数字は「13.3万」となる。
また、「登録者数の増減をリアルタイムで追跡するクリエイターのストレスや不安を和らげること」も目的のひとつであるとYouTubeは説明。
5月22日の時点ですでに仕様変更については予告されており、当初は8月からの変更が予定されていたが、最新の発表によると9月から徐々に適用されていくとのことだ。
これはYouTube上だけでなく、チャンネル登録者数や再生回数のデータを取得できる機能「YouTube API」にも適用される。そのため、YouTubeランキングサイトなどで見ることができたリアルタイムの登録者数の推移も見ることができなくなりそうだ。
これに対しYouTubeの英語ページでのお知らせでは「詳細表示と簡略表示はクリエイターが選べるようにしてほしい」「すべての人にこれを強制することは絶対に前向きなステップではありません」など批判コメントも少なくない数が寄せられている(外部リンク)。
YouTubeのチャンネル開設者にとって、チャンネル登録者数はとても大事な評価の指標とされてきた。クリエイター自身はもちろん、そのファンにとってもリアルタイムでの数字の推移は気になるポイントである。
登録者数が節目の数字になった時に、リアルタイムでファン同士が祝福することも楽しみのひとつだったからだ。
しかし今回の仕様変更で、実質的にそれが難しくなったことを意味している。例えば100万人登録までのカウントダウン生放送なども難しくなる。YouTuber必見!チャンネル登録者数の表示が変わるって!!!
この動画によると、登録者数は簡略され表示されているものの、その簡略化された数字自体はリアルタイムで更新されていくこと。
ただしクリエイター自身が見ることのできる「YouTube Studio」のチャンネル登録者数は、24時間前後ごとの更新であるため、やはりリアルタイムで節目の数字の登録者数を確認することは難しそうだ。
なお、再生数に関してはこれまで通り詳細な数字が表示されるとのことだ。
この動画の最後でおめがシスターズは、YouTuberはチャンネル登録者数が全てではなく、面白い動画をつくって継続的に見てくれるファンを増やすことが大事だと語っている。
ただし、クリエイター自身は引き続き、動画の管理画面である「YouTube Studio」と「YouTubeアナリティクス」で詳細なチャンネル登録者数を見ることができる。
YouTubeはどう変わるの?
今後一般公開される登録者数は、以下のように簡略して表示される。例えば、4,227人チャンネル登録者がいる場合は4,230人に達するまで、一般公開される数字は「4220人」。133,017人チャンネル登録者がいる場合、134,000人に達するまで、一般公開される数字は「13.3万」となる。
なぜ仕様変更?
今回の変更は、これまでデスクトップアプリやモバイルアプリなどの環境やページによって、チャンネル登録者数が詳細表示と簡略表示に分かれていたことに対応するためのもの。また、「登録者数の増減をリアルタイムで追跡するクリエイターのストレスや不安を和らげること」も目的のひとつであるとYouTubeは説明。
5月22日の時点ですでに仕様変更については予告されており、当初は8月からの変更が予定されていたが、最新の発表によると9月から徐々に適用されていくとのことだ。
これはYouTube上だけでなく、チャンネル登録者数や再生回数のデータを取得できる機能「YouTube API」にも適用される。そのため、YouTubeランキングサイトなどで見ることができたリアルタイムの登録者数の推移も見ることができなくなりそうだ。
ユーザーからは批判のコメントが多く届く
今回の変更についてYouTubeは「今回の変更に賛同できない方がいることは承知しておりますが、コンテンツの視聴者にとっても制作者にとっても、コミュニティの改善につながる一歩となることを願っています」とコメント。これに対しYouTubeの英語ページでのお知らせでは「詳細表示と簡略表示はクリエイターが選べるようにしてほしい」「すべての人にこれを強制することは絶対に前向きなステップではありません」など批判コメントも少なくない数が寄せられている(外部リンク)。
YouTubeのチャンネル開設者にとって、チャンネル登録者数はとても大事な評価の指標とされてきた。クリエイター自身はもちろん、そのファンにとってもリアルタイムでの数字の推移は気になるポイントである。
登録者数が節目の数字になった時に、リアルタイムでファン同士が祝福することも楽しみのひとつだったからだ。
しかし今回の仕様変更で、実質的にそれが難しくなったことを意味している。例えば100万人登録までのカウントダウン生放送なども難しくなる。
おめがシスターズが徹底解説
YouTubeをより使いやすくするために協力しているクリエイターを指す「YouTubeコントリビューター」をつとめるバーチャルYouTuber(VTuber)・おめがシスターズは、今回の変更を自身の動画で詳しく解説している(動画が投稿された6月6日時点の情報をもとに解説)。ただしクリエイター自身が見ることのできる「YouTube Studio」のチャンネル登録者数は、24時間前後ごとの更新であるため、やはりリアルタイムで節目の数字の登録者数を確認することは難しそうだ。
なお、再生数に関してはこれまで通り詳細な数字が表示されるとのことだ。
この動画の最後でおめがシスターズは、YouTuberはチャンネル登録者数が全てではなく、面白い動画をつくって継続的に見てくれるファンを増やすことが大事だと語っている。
数字が全てじゃあないんだよ!
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