板垣巴留『BEASTARS』TVアニメ化 肉食獣と草食獣が織りなすヒューマンドラマ

テレビアニメ『BEASTARS』ティザーPV

POPなポイントを3行で

  • 板垣巴留の漫画『BEASTARS』テレビアニメ化
  • 肉食獣と草食獣の共存世界が舞台にした群像劇
  • 制作は『宝石の国』で知られるオレンジ
板垣巴留さんが手がける漫画『BEASTARS』のテレビアニメ化が決定。制作スタジオ・オレンジによるティザーPVと公式サイトが公開された。

『BEASTARS』は肉食獣と草食獣が人のように生活・共存する世界を舞台に、差別や愛、弱さ、希望を描く青春動物群像劇。

PVでは主人公である雄のハイイロオオカミ・レゴシと、ドワーフ種の雌ウサギ・ハルとの印象的な出会いのシーンを再現。緊迫感あふれる演出と高いクオリティで、作品世界を描いていくという。

動物版ヒューマンドラマ『BEASTARS』

『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で2016年から連載中の『BEASTARS』は、漫画家・板垣巴留さんのデビュー作『BEAST COMPLEX』を原型とした初連載作品。

物語の舞台は、肉食・草食動物がともに暮らす世界。全寮制のチェリートン学園の演劇部員である雄のハイイロオオカミ・レゴシをはじめ、アカシカ、ウサギなど様々な動物が登場する。

種族間の対立やそれを超えた友情、それぞれのキャラクターの動物的本能などが描かれる動物版ヒューマンドラマだ。

アニメ化を手がけるのは『宝石の国』のオレンジ

「マンガ大賞2018」第1位をはじめ、主要なマンガ賞で4冠を獲得するなど注目を集めてきた『BEASTARS』。

アニメ化を担当するのは、CGアニメを得意とするスタジオ・オレンジ。テレビシリーズとしては初の自社単独制作となったアニメ『宝石の国』で評価を高めており、現段階で『BEASTARS』は2作目にあたる。

オレンジならではの表現力の片鱗をPVから感じつつ、キャストや放送時期といった続報に注目しよう。

なお、2月22日(金)からは明治大学の米沢嘉博記念図書館で「BEASTARS原画展 ~板垣巴留の世界~」が開催。原作とあわせて作品世界を体験するのもいいかもしれない。

『BEASTARS』試しに読んでみる (c)板垣巴留(秋田書店)2017
(c)板垣巴留(秋田書店)/BEASTARS製作委員会

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イベント情報

「BEASTARS原画展 ~板垣巴留の世界~」

場所
米沢嘉博記念図書館
期間:2019年2月22日(金)~2019年6月9日(日)
※火・水・木曜日は休館(祝日の場合は開館)
※特別整理などで休館する場合があります。
当館HPで確認、または開館日時に電話にてお問い合わせください。

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