2018年12月から全米公開されている本作は、世界興収10億9000万ドル(約1188億1000万円/Box office MOJO調べ)に達した。
これは、2005年に公開された『バットマン ビギンズ』から続くDC映画史上No.1の興行成績で、『ダークナイト』や『ワンダーウーマン』などをおさえての歴史的快挙となった。
なお、ワーナー・ブラザース映画の全作品を対象とした世界興収ランキングでも、『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』に次ぐ2位に浮上した。
『アクアマン』監督はハリウッド最注目のジェームズ・ワン
マーベル・コミックスと並び立つ、アメリカン・コミックス(アメコミ)レーベルの雄・DCコミックス。スーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンといったヒーローを生み出し、世界にコンテンツを展開してきた。
親会社であるワーナー・ブラザーズと組んで、2005年に公開された『バットマン ビギンズ』を皮切りに、これまで『ダークナイト』や『ジャスティス・リーグ』、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『マン・オブ・スティール』など、骨太なヒーロー映画を生み出している。
興行収入はそれほど振るわなかったものの話題となった『スーサイド・スクワッド』、巨匠アラン・ムーアらが生み出した原作を元にした『ウォッチメン』など、大作・話題作が並ぶ。
『アクアマン』を手がけるのは、サイコスリラー映画『ソウ』シリーズを手がけてきたジェームズ・ワン監督。
ジェームズ・ワン監督/『アクアマン』USプレミアにて
初のDC映画の監督をつとめる彼だったが、公開前から注目を集めていた『アクアマン』で次々に記録を打ち立てている。
『アクアマン』主演のジェイソン・モモアと言えば『ゲーム・オブ・スローンズ』
DCブランド、人気監督の最新作に加え、主演俳優もヒットの要因のひとつだと見るべきだろう。人類の征服をもくろむ海底帝国と巨大モンスターらに立ち向かう、人間と海底アトランティス帝国という2つの血を引いて海の生物を操れるアクアマンを演じるのは、ジェイソン・モモアさん。
血気盛んな騎馬民族の王として、獰猛さだけではなく義理堅さをもあわせもった“ワイルドすぎる王”と評されたカール・ドロゴを演じた彼は、視聴者に大きな爪痕を残した。
『アクアマン』続編の報道も
『アクアマン』は全米で、初公開から興行収入3週連続1位に。米メディア「Deadline」は、この驚異的なヒットを受けて、すでに続編の企画が進行中とも報じている(外部リンク)。
世界の熱狂を横目に、いよいよ日本でも新たなヒーローがその姿を見せる。
大作、続々
イベント情報
『アクアマン』
- 公開
- 2019年2月8日(金)IMAX(R) 3D/4D 同時公開
- 配給
- ワーナー・ブラザース映画
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