掲載に至らなかった原稿や企画会議を通らなかったネームを募集し、最速1週間で掲載の可否を判断。掲載可となった作品は、『漫画アクション』『月刊アクション』『まんがタウン』のいずれかで掲載される。
掲載されない場合でも、作品に対して編集者3人以上からコメントがあるという。
ページ数の制限なし、本誌掲載のチャンスも
双葉社は『クレヨンしんちゃん』をはじめ、『小林さんちのメイドラゴン』『うちのメイドがウザすぎる!』、さらには4月からアニメ化される『女子かう生』などの作品を輩出する出版社。 今回、公式サイトの発表で、「くすぶった才能に、再度火をつけたいと思います」と企画の趣旨を説明。「掲載にはいたらなかった原稿、企画会議を通らなかったネームでもいい。発表される機会のなかった『絶対面白いはずだ!!』を、私達に見せてください」としている。募集作品は漫画であればジャンルは問わない。対象は、一度でも商業誌の誌面(アプリ・電子連載も可)に掲載されたプロ(ただし、同人誌や自費出版は除く)。
原稿もしくはネームで、1人3作品まで応募できる。ページ数の規定は設けていない。締切は2月28日(木)までなので、興味のある人は公式サイトで詳細をチェックしてみてほしい。
漫画家からも好反応
セカンドオピニオンといえば、主に医療の現場で使われている言葉であり、当事者以外の専門家である第三者に意見を求める行為を指す。Twitterでは、漫画においても、他社へ持ち込むことで連載につながるケースもあるとして、アニメ化もされた漫画『おしえて!ギャル子ちゃん』の作者・鈴木健也さんや『うそつきパラドクス』の作者のひとり・きづきあきらさんら、実際の漫画家からも反響を集めている。
ひとりの編集者からずーっとボツ・ダメ出しを食らい続けて長いこと掲載や連載できずにいた作家さんが、他社で他の編集さんに見てもらったとたんにボツ企画がすんなり通って連載→そのまますぐに売れっ子作家にというケース、笑っちゃうくらいよく聞く話なんで、セカンドオピニオンだいじですね。
— 鈴木健也/ギャル子ちゃん連載中 (@suzuki_kenya) 2019年1月21日
双葉社はお世話になってる出版社の中でもかなり好きな編集部です。いいとこですオススメ
— きづきあきら (@kidukira) 2019年1月21日
双葉社 プロ漫画家向け「セカンドオピニオン」開始!ボツ原稿募集し掲載判断「くすぶった才能に火を」― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/g2gplgexm7
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