2019年の年明けも麻雀で迎えた筆者は、周囲の麻雀好きから、最近になってよく「FF」や「エオルゼア」といった言葉を聞くようになった。
最初はピンと来なかったのだが、そのうちすぐにわかった。
オンラインゲームとして運営されている『ファイナルファンタジーXIV』(通称「FF14」や「エオルゼア」)に、超本格的な麻雀システム「ドマ式麻雀」が導入されるというのだ。
いよいよその麻雀システムが、本日1月8日(火)のメンテナンスが終わり次第実装される。
MacでもWindowsでも無料体験ができる「フリートライアル」システムがあり、これを利用すれば実質無料で本格的なオンライン麻雀をプレイできるようになる。
しかも、PlayStation 4版のプレイヤーとパソコン版(MacもWindowsも)のプレイヤーでも対戦できるクロスプレイ仕様という、世界にあまり例のない試み。
今、ゲーム好きや「エオルゼア」プレイヤーはもちろん、一部のオンライン麻雀勢からも注目を集めている。
およそ8年ぶりの同シリーズのMMORPGというだけに大きく期待されていたが、2010年にWindows向けにリリースされた最初のバージョンは、致命的な不具合が続々と見つかりプレイヤーの不満が爆発。
プロデューサーの交代を含む開発体制の見直しと、新バージョンへの移行が発表された。
その後、結果的にサービス自体が一旦終了し、新バージョンの開発を半年以上プレイヤーが待ち続けるという、日本のゲーム史においても類を見ない経過を辿った。
もちろんそこは天下の「FF」。単に不具合でサービス終了とするだけではなく、新バージョンへの移行をストーリーに組み込んで、旧世界が滅びる様を大規模イベントとして演出。
あくまでゲームの世界観にのっとって行われたこの移行は、“第七霊災”という厄災として、その後再開発されてリリースされた新バージョンでも語り継がれている。FINAL FANTASY XIV "時代の終焉"トレーラー
そうして2013年8月から『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』として改めてリリースされ、PlayStation 4版なども続き、その運営は今に至る(現在はver.4「紅蓮の解放者」となっているが、物語の舞台を指す「エオルゼア」と呼ばれることが多い)。
いよいよ本日のメンテナンス後、その「ドマ式麻雀」をプレイできるようになる。
ドマとはゲーム内の辺境都市のことだが、ルールは我々の知る麻雀と一緒。
シリーズでお馴染みのキャラクターたちと対戦することもできるし、友達同士で楽しむこともできる。 しかも、初心者向けに「ヒント機能」や「危険牌マーカー」、役の説明など、充実の機能を備えている。 その開発に至る苦闘の歴史は公式ブログに綴られているので、これからプレイしようという人はどうか労ってあげてほしい(外部リンク)。
条件として、この「ドマ式麻雀」をプレイするにはLv15が必要となる。
冒頭で実質無料と書いたが、無料体験の「フリートライアル」はLv35までプレイできるため、その範囲であればオンライン麻雀をいつまでも楽しむことができる。
好きなアバターを作成してオンライン麻雀を楽しめるゲームとしてプレイすることでもできるし、外の世界に目を向ければ、冒険しがいのあるファンタジー世界が広がっているのだ。
実際のパチスロと同様に目押し(リールを目視してタイミングを計って止める、スロットに必須の技術)が可能な通称「マジスロ」は、みるみるスロット好きを沼に誘い込んだ。
ゲーム内で現実と同じ本格的なゲームを遊戯する、というのはいささか倒錯的かもしれないが、ゲーマーなら“ゲーム世界ですべてを完結させたい”という欲望を一度は抱くものではないだろうか。
もちろん、筆者も今晩はエオルゼアで麻雀に興じるつもりだ。
最初はピンと来なかったのだが、そのうちすぐにわかった。
オンラインゲームとして運営されている『ファイナルファンタジーXIV』(通称「FF14」や「エオルゼア」)に、超本格的な麻雀システム「ドマ式麻雀」が導入されるというのだ。
いよいよその麻雀システムが、本日1月8日(火)のメンテナンスが終わり次第実装される。
MacでもWindowsでも無料体験ができる「フリートライアル」システムがあり、これを利用すれば実質無料で本格的なオンライン麻雀をプレイできるようになる。
しかも、PlayStation 4版のプレイヤーとパソコン版(MacもWindowsも)のプレイヤーでも対戦できるクロスプレイ仕様という、世界にあまり例のない試み。
今、ゲーム好きや「エオルゼア」プレイヤーはもちろん、一部のオンライン麻雀勢からも注目を集めている。
「FF14」を1分で振り返る
「FF14」は、「FF」シリーズ2作目となるMMORPG。つまり、大人数で集まってプレイできるオンラインRPGゲームだ。 このタイトルは、実に数奇な運命を辿ったことでも知られている。およそ8年ぶりの同シリーズのMMORPGというだけに大きく期待されていたが、2010年にWindows向けにリリースされた最初のバージョンは、致命的な不具合が続々と見つかりプレイヤーの不満が爆発。
プロデューサーの交代を含む開発体制の見直しと、新バージョンへの移行が発表された。
その後、結果的にサービス自体が一旦終了し、新バージョンの開発を半年以上プレイヤーが待ち続けるという、日本のゲーム史においても類を見ない経過を辿った。
もちろんそこは天下の「FF」。単に不具合でサービス終了とするだけではなく、新バージョンへの移行をストーリーに組み込んで、旧世界が滅びる様を大規模イベントとして演出。
あくまでゲームの世界観にのっとって行われたこの移行は、“第七霊災”という厄災として、その後再開発されてリリースされた新バージョンでも語り継がれている。
要は麻雀ゲームとしても、RPGとしても楽しめるってこと!
前置きが長くなったが、その「エオルゼア」において本格的な麻雀の導入が発表されたのが2018年。いよいよ本日のメンテナンス後、その「ドマ式麻雀」をプレイできるようになる。
ドマとはゲーム内の辺境都市のことだが、ルールは我々の知る麻雀と一緒。
シリーズでお馴染みのキャラクターたちと対戦することもできるし、友達同士で楽しむこともできる。 しかも、初心者向けに「ヒント機能」や「危険牌マーカー」、役の説明など、充実の機能を備えている。 その開発に至る苦闘の歴史は公式ブログに綴られているので、これからプレイしようという人はどうか労ってあげてほしい(外部リンク)。
条件として、この「ドマ式麻雀」をプレイするにはLv15が必要となる。
冒頭で実質無料と書いたが、無料体験の「フリートライアル」はLv35までプレイできるため、その範囲であればオンライン麻雀をいつまでも楽しむことができる。
好きなアバターを作成してオンライン麻雀を楽しめるゲームとしてプレイすることでもできるし、外の世界に目を向ければ、冒険しがいのあるファンタジー世界が広がっているのだ。
この麻雀ゲーム
— てきとうあき (@tekitouaki) 2019年1月6日
自分のアバターを着飾りたかったら麻雀の片手間に冒険に出てダンジョンから衣装を拾ってきたり、裁縫職人や革職人になって自分の衣装を作ったりできるんだぞ!
すごくね! pic.twitter.com/vuLZqXCExS
そういえばドラクエではパチスロが話題になったな…
同じメーカーであるスクウェア・エニックスが2017年にリリースした『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』でも、超本格的なパチスロを遊戯できることが話題になったのも記憶に新しい。実際のパチスロと同様に目押し(リールを目視してタイミングを計って止める、スロットに必須の技術)が可能な通称「マジスロ」は、みるみるスロット好きを沼に誘い込んだ。
ただしマジスロがプレイできるのはPS4版のみ。幸運にも筆者は3DS版をプレイしていたためその罠は回避することができたが、もしPS4版をプレイしていたらと思うと、今考えても恐ろしい。仕事の息抜きで少しドラクエのマジスロでもするか〜って感じで始めたら70連チャンしてもう3時間打っている。誰か助けて… pic.twitter.com/FKRix9Ymzd
— 山本さほ@岡崎に捧ぐ5巻10/30発売 (@sahoobb) 2017年12月4日
ゲーム内で現実と同じ本格的なゲームを遊戯する、というのはいささか倒錯的かもしれないが、ゲーマーなら“ゲーム世界ですべてを完結させたい”という欲望を一度は抱くものではないだろうか。
もちろん、筆者も今晩はエオルゼアで麻雀に興じるつもりだ。
集え、雀士たち
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