ぼくりり、過激派YouTuber「へきトラハウス」に電撃加入 志望動機は「没落したい」

動画「へきトラハウスに新メンバーが入ることになりました」より

POPなポイントを3行で

  • 音楽活動を終了する・ぼくのりりっくのぼうよみがYouTuberに転身
  • 人気YouTuberグループ・へきトラハウスに電撃加入した
  • 志望動機はラストアルバムと同じく「没落したいから」
2019年1月をもって音楽活動を終了するぼくのりりっくのぼうよみ(ぼくりり)さんが、人気YouTuberグループ・へきトラハウスに電撃加入した。

へきトラハウスが12月19日に投稿した動画「へきトラハウスに新メンバーが入ることになりました」で明らかとなった。

グループが所属するYouTube事務所・Kiiiには、すでにメンバーとしてぼくりりのプロフィールが記載されている。

Kiii公式に掲載されているぼくりり

どこまでが本当かネタか一見分からないが、ぼくりりさんのTwitterでは「へきトラハウスのりりっくのぼうよみ」と名前を改名。「今日からYouTuberか・・・」と言った投稿がされている。

志望動機は「没落したいから」

動画では、スーツ姿のぼくりりさんがへきトラハウスの3人に面接・質疑応答される内容となっている。

受け答えの中で、前職は「天才」とし、「どのような音楽を聴くんですか?」と言った質問には、自ら「ぼくのりりっくのぼうよみ」の名を挙げ、「卓越した歌唱スキル、歌詞の緻密さ、繊細なアレンジメント」と言った自身の良さを説明する場面も見られた。

志望動機は「YouTuberの中で一番没落しているから」とし、ぼくりりが最後に発表したオリジナルアルバム『没落』への思いとリンクする形となった。

加入したら一番やりたいのは「好き勝手言いたい」と、Twitter上で歯に衣着せぬツイートで炎上した騒動も彷彿とさせた。そのほか、ぼくりりを辞めた理由や今後の音楽活動の予定なども語られている。

面接結果は見事合格と、めでたく新生へきトラハウスが誕生した。

へきトラハウスと言えば

へきトラハウス

カワグチ ジンさん、相馬トランジスタさん、へきほーさんの3人からなる、破天荒系YouTuberグループ。

彼女募集やナンパ、ゲテモノを食べるなど過激な内容を武器に人気を高め、2018年12月現在145万人ものYouTubeチャンネル登録者数を獲得している。
へきトラハウス「搬送」トレーラー
今年9月には『搬送』というデジタルEPもリリースしており、音楽活動も精力的に行っている。収録されている「だって笑ってんじゃないの」は、以前から交友のあったポップロックバンド神聖かまってちゃんの子さんが作詞・作曲を手がけていることでも話題となった。
本当はなんでMEGWIN TVを辞めたの?
最近は問題騒動後のYouTuberの駆け込み寺のようにもなっており、MEGWIN TVを辞めたふぁるこんさんとめておさんを家に招き、騒動の真相を話し合う場を設け、編集機材を貸すなどしている。

今さら人に聞けない「ぼくのりりっくのぼうよみ」とは

2012年頃から、紫外線やぼくのりりっくのぼうよみ名義でニコニコ動画に楽曲を投稿。
ぼくのりりっくのぼうよみ - 「sub/objective」ミュージックビデオ
2015年、現役高校生の17才時にラッパー/シンガーソングライターとして彗星のごとくメジャーデビューし、その卓越なるサウンドとリリックに、音楽界に衝撃を走らせた。

2016年には文芸雑誌「文學界」にエッセイを寄稿するなど、執筆活動も行っていた。

そして今年9月に、TV番組内で突如2019年1月をもって音楽活動を終了すると引退を宣言。デビュー時と同じくまたもや音楽界に衝撃を走らせた。

番組内では「(自分に対して)できあがった偶像に自分が支配されることが耐えられない」「自分の欲求に従っていくことが理想の人生」とし、活動終了という決断への恐怖心はあると述べながらも、「失敗を楽しめるならやりたいことをやるべき」と語った。
ぼくのりりっくのぼうよみ- 「没落」
12月にはラストアルバムである『没落』とベストアルバム『人間』をリリース。

へきトラハウスへの加入で、少しでも彼が解放され、やりたいことが出来れば良いなと、音楽ファンとしても切に願う。

まさか、へきトラハウスに入るとは・・・

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