人気VTuber(バーチャルYouTuber)・アズマリムさんが運営とのトラブルを示唆するツイートを投稿して波紋を呼んだ件で、株式会社CyberVが声明を公開。
声明によると、「株式会社CyberVは、2018年5月よりVTuberアズマリムの活動支援を行なっております」と認めた上で、「本件に関しましては、今後の活動などの話し合いを行うなかで、本人の意向を尊重できていなかったことが原因と考え、深く反省しております」とお詫び。
今後の方向性について本人と話し合い「これまで通りアズマリムとして活動を継続することで互いに合意をいたしました」と宣言。
「他組織への移動や転生(編集部注:中の人を入れ替えること)は一切行われません」と説明している。11月8日のツイート内容について
アズマリムファンの愛称でもある“センパイ”に心配をかけた点を詫びつつ、「全員が納得いくまで話し合うことができ、改めて、アズマリムらしく生きていくことができるようになりました」と改めて説明している。
Twitterでの告発については「正直なところ、もうダメなんだと思って行動しました」と、その背景などを語った。
最後に、この騒動がきっかけで、ネット上で名指しで槍玉にあがってしまった方々については一切無関係だとし、巻き込んでしまったことをお詫びしている。
中でも、4000人以上いると言われるVTuberにあって、YouTubeのチャンネル登録者数15万人以上と上位20位以内にランクインするアズマリムさんの運営告発ツイートは、大きな波紋を呼んだ。
アズリムの愛称で知られる彼女が、11月8日の深夜に連投したツイートは、普段のテンションとは異なり、運営とのトラブルを告発していた。
「あなたの気持ちなんてどうでもいい」「ファンであるセンパイたちを数字やお金でしか見ていない」といったことを運営から言われたと主張。
これに対してVTuber関係者やファン、同じVTuberから心配する声が上がった。
同時に、既存のキャラクターコンテンツと異なり「VTuberは生きている」という主張が盛り上がり、議論に発展することとなった。
今回、明らかにされていなかった関係企業として株式会社CyberVが名乗りをあげ、かつ、ネット上の意見をうけて(アズマリムさんの投稿内容を否定していないため)方針を翻す形となったことは、「VTuber」という話題に留まらない、今後のキャラクターコンテンツの方向性を占う大きな意味を持っている。
声明によると、「株式会社CyberVは、2018年5月よりVTuberアズマリムの活動支援を行なっております」と認めた上で、「本件に関しましては、今後の活動などの話し合いを行うなかで、本人の意向を尊重できていなかったことが原因と考え、深く反省しております」とお詫び。
今後の方向性について本人と話し合い「これまで通りアズマリムとして活動を継続することで互いに合意をいたしました」と宣言。
「他組織への移動や転生(編集部注:中の人を入れ替えること)は一切行われません」と説明している。
記事初出時、タイトル及び本文に誤りがございましたのでお詫びして訂正いたします現在弊社公式HPが繋がりにくい状態となっております。
— 株式会社CyberV (@CyberV_official) 2018年11月12日
声明内容に関する画像を添付させて頂きました。
ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。 pic.twitter.com/6lEmE7Y9Ir
アズマリム本人も動画で説明「もうダメなんだと思って行動しました」
同時に、アズマリムさん本人も「11月8日のツイート内容について」と題した動画を投稿。Twitterでの告発については「正直なところ、もうダメなんだと思って行動しました」と、その背景などを語った。
最後に、この騒動がきっかけで、ネット上で名指しで槍玉にあがってしまった方々については一切無関係だとし、巻き込んでしまったことをお詫びしている。
アズマリム騒動、詳しい経緯
2017年末からネット上の新たなムーブメントとして注目されているVTuber。中でも、4000人以上いると言われるVTuberにあって、YouTubeのチャンネル登録者数15万人以上と上位20位以内にランクインするアズマリムさんの運営告発ツイートは、大きな波紋を呼んだ。
アズリムの愛称で知られる彼女が、11月8日の深夜に連投したツイートは、普段のテンションとは異なり、運営とのトラブルを告発していた。
具体的には、ソロ活動ではなく不本意なグループへの参加や、中の人(魂)を入れ替えられようとしているといった内容だった。センパイ。急にびっくりさせちゃうと思うんですけどごめんなさい。
— アズマリム@人類みなセンパイ!配信中&パーカー通販予約中 (@azuma_lim) 2018年11月7日
アズリムは今、ママと一生懸命、センパイたちに喜んでもらえることをしたいって考えたり、一緒に楽しいことをしたいって気持ちでがんばってきました。
でも最近、こんさる?とか会社?の人がきて、どこかの学園に入れようとしたり、
「あなたの気持ちなんてどうでもいい」「ファンであるセンパイたちを数字やお金でしか見ていない」といったことを運営から言われたと主張。
これに対してVTuber関係者やファン、同じVTuberから心配する声が上がった。
同時に、既存のキャラクターコンテンツと異なり「VTuberは生きている」という主張が盛り上がり、議論に発展することとなった。
運営とプレイヤー、世論が力関係を決める?
一方で、運営元の企業ではなく中の人(プレイヤー)がSNSで直接告発し、世論が無条件にプレイヤー側に賛同する昨今の状況について、警鐘を鳴らす人も少なくなかった。今回、明らかにされていなかった関係企業として株式会社CyberVが名乗りをあげ、かつ、ネット上の意見をうけて(アズマリムさんの投稿内容を否定していないため)方針を翻す形となったことは、「VTuber」という話題に留まらない、今後のキャラクターコンテンツの方向性を占う大きな意味を持っている。
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