さくらプロダクションの公式サイトおよびオフィシャルブログにて、「2018年8月15日午後8時29分、乳がんのため永眠した」と発表されている。享年は53歳。
1984年に漫画家としてデビューしたさくらももこさん。逝去のお知らせと共に、30周年の際の本人コメントが添えられている。
なお、通夜と告別式は、ご族の意向により親族・近親者のみで執り行われた。「30年間、良い事も大変な事もいっぱいありましたが、私は作家としてとても幸せな月日を送らせていただいています。感謝にたえません。」(『さくらももこの世界展』「デビュー30周年を迎えて」より抜粋) さくらプロダクションの公式サイトより
「ちびまる子ちゃん」「コジコジ」名作を生んださくらももこ
『ちびまる子ちゃん』や『コジコジ』など長く愛される作品を世に送り出してきたさくらももこさん。掲載は少女漫画雑誌だったが、ギャグテイストの中に、温かいだけではなく毒も忍ばせたさくらももこさん独特のユーモアが光り、特に『ちびまる子ちゃん』は1990年から現在まで続く長寿アニメとして、国民的人気を誇っている。 その一流のセンスは、漫画だけではなく文章でも発揮されていた。「文章で人を笑わせる」という難しいことをやってのける文筆家としても知られるようになり、『もものかんづめ』はじめいくつものエッセイ作品がベストセラーとなっている。
さくらプロダクションは、さくらももこさん逝去に寄せて「作品を描けること、それを楽しんで頂けることをいつも感謝していました。/これからも皆様に楽しんで頂けることが、さくらももこと私達の願いであり喜びです。」とコメントを掲載している。
また、『ちびまる子ちゃん』掲載誌の『りぼん』編集部やアニメを制作する日本アニメーションも、公式Twitterで追悼コメントを寄せている。
【さくらももこさんご逝去の報】「ちびまる子ちゃん」の原作者であり、幅広い執筆活動の他、多方面でご活躍されました、さくらももこさんが2018年8月15日ご逝去されました。生前のご貢献に深く感謝申し上げるとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 2018年8月27日 株式会社集英社 りぼん編集部
— りぼん編集部 (@ribon60th) 2018年8月27日
「ちびまる子ちゃん」の原作者であり、幅広い執筆活動の他、多方面でご活躍されました、さくらももこさんが2018年8月15日ご逝去されました。
— ちびまる子ちゃん【公式】 (@tweet_maruko) 2018年8月27日
生前のご貢献に深く感謝申し上げるとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
2018年8月27日
日本アニメーション株式会社
2018年の訃報
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CKS
1巻の表紙エッッッッッッッッッッッッッッッッモ